2026年9月2日

6日目 テレルジ(モンゴル)

 
南ゴビを旅した翌日はテレルジに向かいます。
ウランバートルから1時間半で行ける定番の観光地!


ガイドさんドライバーさんとホテルで合流、朝8時に出発します。


ただ、前日23時にホテルに着いてから、2人とも自分の家に30分かけて帰ったそう。今朝も早めに出ただろうし、たぶんほとんど寝れていない、、、なのに、全く疲れを見せないし時間にも遅れないし、モンゴルの観光業ってしっかりしています。



朝の渋滞のウランバートルを抜け草原地帯へ。























































そしてテレルジに到着。
巨大チンギスハン像が現れます!




何もない大草原に雄大に立っているイメージでしたが、像の周りは観光地化されて、ごちゃごちゃしています。

で、馬の頭の上が展望台になっている。





展望台へ行くには、数人しか乗れないエレベーターか、すれ違い困難な細い階段を登ります。そして登っても狭すぎる展望台。訪れる観光客より収容人数が少なすぎてカオスです、、、いずれ事件起きそう、、、
































そんな観光客が多いテレルジ。
でもそれが納得できる、風光明媚でとても素敵な場所です!あちこちホテルやツーリストゲルが並んでいます。





























チベット周辺でよく見かけた、ヤクと牛をかけ合わせたゾッキョ。

















念願のモンゴルで乗馬!
と言っても引き馬です、、、お兄さんが紐を持ったままの管理された乗馬、、、
















予定を組むとき乗馬をどうするか迷ったのですが、モンゴル伝統音楽にも興味があったので、夕方に劇を見る予定を入れてしまいました、、、そんなわけで乗馬は簡単になる。


馬を貸してくれた遊牧民の家を見学。
馬乳酒と羊のチーズをふるまってくれます。相変わらずチーズは臭みとすっぱさで苦手、、、
















大きな牛の皮の袋に馬乳酒が入っています。衛生状態とすっぱさが気になりますが、アルコール度数は低いので飲みやすい。





















そして最後に訪れるのが、チベット仏教のアリアバル寺院。モンゴルはチベット仏教のお国です。

入り口から続く花畑を通って山の中腹のお寺を目指します。



















信頼度の低い、グラグラ吊り橋。





お寺へは108段の階段を登ります。































ダライラマ14世の写真がたくさん飾られている。

















ちなみに、ダライラマ14世はもう91歳になりました。今もとてもお元気なのですが、外の活動はだいぶ少なくなる。

ダライラマ15世への転生問題はどうなるんだろう?この先チベット仏教は衰退してしまうのかも、と一時はものすごい心配していましたが、最近は全く心配がなくなりました。


もし万が一、この先14世が亡くなった時、間違いなく2人のダライラマ15世が世に出てくると思います。中国政府が選んだ子と、チベット亡命政府が選んだ子。でも、結局どのダライラマ15世を信じるかはチベット仏教徒しだいだなと気づきました。


現在チベット仏教は、中国チベット自治区以外にも広範に広がっています。インド、モンゴル、ネパール、ブータン、それ以外も世界中。

つまり、中国チベット自治区に居るチベット人だけが、中国政府のダライラマ15世を表面的に信仰しないといけないですが、他の国にとったら全く関係のないこと。そして中国にいるチベット人ですら、心の中では本物のダライラマ15世を信仰すると思います。


というわけで、ダライラマ15世が2人いても全く影響ないと思います。ダライラマ14世もこれが分かっているから、転生制度をあえて変えたりしないんだろうな。



















亀石、と呼ばれる岩。

















何もない大草原に雄大にたたずむイメージでしたが、亀石の周りも観光地されて、かなりごちゃごちゃしています。↓左中央に亀石、その真横にでかいホテルを建設中、、、



















これでテレルジは終わり。

18時開演の伝統音楽の劇を見るために、だいぶ早めの2時間半前にウランバートルに向かって出発します。そしてウランバートル市内にやってくると想像通りの大渋滞。日本の渋滞と違って全く進みません。で、ときどき少し動いてまた止まる、、、だんだん開演時間も近づいてきます、、、

ガイドさんとドライバーさんはスマホに慣れていないので、1人でグーグルマップを見ながら、こっちの裏道を使った方がいいかも、と心の中でずっと叫んでいました。

で、6キロ手前、まだ開演1時間20分前ですがすでにグーグルマップで詰んだのを確認、、、

そういうわけでドライバーさんがだんだん焦りだして舌打ちするのを、気楽に眺められました!





翌日は自由行動で街をのんびり回る予定だったので、「明日行くからもういいよ」と早めに伝え、替わりに別の観光地に行ってもらうことにしました。


ザイサン・トルゴイという丘の上にあるモニュメント。
去年行ったジョージアにもあったのですぐわかります。ロシアが友好で建てた戦勝記念碑。







日本の国旗を踏んでいるシーンなんかもあります。







そしてここからはウランバートルの眺めが最高!

































そして、ガイドさんとドライバーさんと最後の夕食。
有名だというチェーン店でモンゴル風しゃぶしゃぶです。モンゴルでは1人1人の専用鍋があって、テーブルに内蔵されたそれぞれのIHコンロでしゃぶしゃぶします。おいしい。














過酷な旅を5日間も一緒に過ごしたから、少しお別れが寂しくなる。次のモンゴル旅の時は直接案内してくれると約束して別れました。


次回は最終日。



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2026年8月24日

5日目 南ゴビ(モンゴル)

 
4日間の南ゴビを車で巡る旅、最終日。


観光しながらウランバートルへと戻ります。
ハードな1日らしく、ダランザドガドのゲルを朝7時半に出発。


街はずれにある門とラクダ像を抜けると、すぐに何もない大地が始まります。

















よくモンゴルで見かけた、オボー。
石を積み上げた祈りの場所みたいです。


















舗装された道を外れ、今日唯一の観光地へ向かいます。


















11時すぎ、目的地のツァガーン・スバルガに到着。
”白い仏塔”という意味で、遠くから見ると崖が仏塔に見えるそうです。白い大地と赤い丘が連なった不思議な場所!





























こんなところでシャーマンに遭遇。気さくなおじさま。























石を積み上げたオボーに、動物のあごの骨とチーズのお供え物。シャーマンの儀式の跡だそう。

















で、崖を少し離れた場所から眺めてみましたが、白い仏塔には見えないな、、、



















こんな感じ今日唯一の観光はもう終わり。

ツーリストゲルで昼食を食べたら、ウランバートルへ向けて出発します。































ひどい悪路はこの辺でやっと終わる。

ここは夏と冬の気温差が世界トップクラスの地域です。車の走った跡がカチカチに固まって、それが波状にいくつも連なっています。なので車がすごい跳ねる。

そんなボコボコの道を一日中走っても、車って壊れないんだなぁ。特にランドクルーザーのおかげ?!南ゴビでは他の観光客もだいたいランドクルーザーでした!


で、いろんな国を旅してきましたが、モンゴルほど車の多様性がない国は初めてかも。走っている車はだいたいトヨタです、、、


















だんだん緑が増えて、草原地帯へと変わってきます。
ウランバートルと南ゴビの間の600キロ、町が1つと、こういう↓小さな村がわずかにあるだけです。





















そして夕方17時半にまさかの夕食タイム。
今日はウランバートルで夕食だと思っていたのに、、、この時点でまだ半分の距離しか進んでいない!唯一の町、マンダルゴビでレストランに入ります。



















そして再び出発。

21時が近づくと、広大な草原にゆっくり日が沈みだす。
















夕日を眺めながら南ゴビを振り返ります。

移動ばかりでしたが、時間は気づけば過ぎている感じで、つらさは全くありませんでした。ガイドさんと波長が合って、日本語で会話できたのが良かったのかも!


例えば、社会主義と資本主義の両方を経験した人とゆっくり会話できたのは興味深かったです。モンゴルは1990年に突然、資本主義に変更した国。

で、「どっちの時代が幸せでした?」と聞くと、ガイドさんもドライバーさんも2人とも迷わず社会主義の方が幸せだったと答えました。当時は今より情報が少なく、世界のことを深く知らないまま暮らしていたそうです。でもその“知らない”という状態が、逆に心を穏やかにしてくれたそう。激しい競争や人と比べることもなく、みんな家族のように助け合い、だから生活の不安も全くなかったそうです。

ただ社会主義にももちろん弱点はあって、競争が弱いから新しい発想は生まれにくい。


改めて、社会主義すぎるのも、逆に資本主義すぎるのも良くないだろうな、、、どんどん便利になっているはずなのに、必ずしも人を幸せにしていない。社会民主主義みたいな中道の仕組みが日本でも出てくればいいのになぁ。日本人に合っている気がするけどな~、なんて考えつつ、モンゴルのダイナミックな夕日を眺めます、、、

























そんな感じで、ウランバートルのホテルにたどり着けたのは夜の23時でした。遠すぎる、、、

で、そんな時間なのに、市内にはまだ車がたくさんいて、渋滞している、、、

15時間半かけて、660キロの移動。
そして4日間で1916キロの移動。ドライバーさんって神!

















これで南ゴビの旅は終わりですが、あと2日間、モンゴルの旅は続きます。


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