4日間の南ゴビを車で巡る旅、最終日。
観光しながらウランバートルへと戻ります。
ハードな1日らしく、ダランザドガドのゲルを朝7時半に出発。
街はずれにある門とラクダ像を抜けると、すぐに何もない大地が始まります。
よくモンゴルで見かけた、オボー。
石を積み上げた祈りの場所みたいです。
舗装された道を外れ、今日唯一の観光地へ向かいます。
11時すぎ、目的地のツァガーン・スバルガに到着。
”白い仏塔”という意味で、遠くから見ると崖が仏塔に見えるそうです。白い大地と赤い丘が連なった不思議な景色!
こんなところでシャーマンに遭遇。気さくなおじさま。
石を積み上げたオボーに、動物のあごの骨とチーズのお供え物。シャーマンの儀式の跡だそう。
で、崖を少し離れた場所から眺めてみましたが、白い仏塔には見えないな、、、
こんな感じ今日唯一の観光はもう終わり。
ツーリストゲルで昼食を食べたら、ウランバートルへ向けて出発します。
ひどい悪路はこの辺でやっと終わる。
ここは世界でもトップクラスに気温差がある地域です。車の走った跡がカチカチに固まって、それが波状にいくつも連なっています。なので車がすごい跳ねる。
そんなボコボコの道を一日中走っても、車って壊れないんだな。特にランドクルーザーだから?!南ゴビでは他の観光客もだいたいランドクルーザーに乗っていました!
で、いろんな国を旅してきましたが、モンゴルほど車の多様性がない国は初めてかも。走っている車はほぼトヨタです、、、
だんだん緑が増えて、草原地帯へと変わってきます。
ウランバートルと南ゴビの間の600キロ、町が1つと、こういう↓小さな村がわずかにあるだけです。
そして夕方17時半にまさかの夕食タイム。
今日はウランバートルで夕食だと思っていたのに、、、この時点でまだ半分の距離しか進んでいない!唯一の町、マンダルゴビのレストランに入ります。
そして再び出発。
21時が近づくと、広大な草原にゆっくり日が沈みだす。
夕日を眺めながら南ゴビを振り返ります。
移動ばかりでしたが、車内では時間が気づけば過ぎている感じで、つらさは全くありませんでした。ガイドさんと波長が合って、日本語で会話できたのが良かったのかも!
例えば、社会主義と資本主義の両方を経験したことある人とゆっくり会話できたのは興味深かったです。モンゴルは1990年に突然、資本主義に変更した国。
で、「どっちの時代が幸せでした?」と聞くと、ガイドさんもドライバーさんも2人とも迷わず社会主義の方が幸せだったと答えました。当時は今より情報が少なく、世界のことを深く知らないまま暮らしていたそうです。でもその“知らない”という状態が、逆に心を穏やかにしてくれたそう。激しい競争もなく、みんな家族のように助け合い、だから生活の不安も全くなかったそうです。
ただ社会主義にももちろん弱点はあって、競争が弱いから新しい発想は生まれにくい。
改めて、社会主義すぎるのも、逆に資本主義すぎるのも良くないよな、、、どんどん便利になっているはずなのに、必ずしも人を幸せにしていない。中道の社会民主主義みたいな仕組みが日本でも出てくればいいのにな~。日本人に合っている気がするけどな~、なんて考えつつ、モンゴルのダイナミックな夕日を眺めます、、、
そんな感じで、ウランバートルのホテルにたどり着けたのは夜の23時でした。遠すぎる、、、
ちなみにそんな時間なのに、市内にはまだ車がたくさんいて、渋滞していました、、、
15時間半かけて、660キロの移動。
そして4日間で1916キロの移動。ドライバーさんって神!
これで南ゴビの旅は終わりですが、あと2日間、モンゴルの旅は続きます。
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