2018年5月28日

旅の思い出3

飛行機が欠航した翌日。
前日と同じ時間の便に乗るため、再び空港へと向かいます。

朝からの行動が昨日と全く同じだなと切なくなりながらも、今度は無事に乗ることができました。


横の列が3席しかない小さな機体。これだと欠航になりやすそう。




そして、ナミビアのウォルビスベイというナミブ砂漠の小さな港町へ向かいます。


あとで写真を見て気づきましたが、今回の旅のメイン、ソススフレイという場所を飛行機で通過していました。変わった景色だなと思って写真を撮っていました。右下の白い所が見どころの近く。



砂漠のど真ん中に着陸。




今回、もし飛行機が欠航していなければ、予約したワンデーツアーと簡単なアクティビティに参加するつもりでした。


そんなわけで、欠航した直後からツアー会社と再アレンジできないかメールでやりとり。英語が苦手ですが、ピンチに追い込まれたおかげで辞書も使わずコピペもせず、勢いでスラスラ書いてました。なんか英語できてる感じ。

一時は両ツアーともあきらめたのですが、親切な人だったおかげでアクティビティだけは取り戻せました。ワンデーツアーと泊まるはずだったホテルは支払い済みで無駄になる。。。



空港の到着ロビーに出ると、すぐに声をかけられました。

アクティビティを頼んだ親切なおばちゃんが登場。
ただ、日本人だとかアジア人だとか一言も書いてないのに、なんで自分たちがわかったんだろう。と聞いてみたら、英語のメールがヘタだったから予想できたそうです。

英語できてる感じ、勘違いだったみたい。。。



早速、空港のそばにある、デューン7という大きな砂丘へ。







上まで登って遊んだ後は、バギーで砂丘を走る2時間のアクティビティに挑戦しました。



自分たち以外観光客が誰もいない。無音の砂漠をバリバリ爆走。


砂漠なのに風はヒンヤリして気持ちいいです。大西洋が目の前だからかな。
今回の旅で初めて知りましたが、大西洋って水が冷たいそうです。だから夏でも海水浴はしないとおばちゃんが言ってました。
奥にウォルビスベイの港町と大西洋。







バギーの後は今夜泊まるスワコップムントという町へ。本来訪れる予定だったウォルビスベイはあっという間の素通り。
でも、親切で素敵なおばちゃんのおかげで楽しい一日になりました。最後は濃厚なハグをしてお別れ。




スワコップムントの町並みはおしゃれな感じ。
そしてカキが有名らしいです。生ガキを食べてみたら信じられないくらいおいしい。習慣なかったのに、日本に帰ってからも生ガキを食べるようになりました。


世界最大のクリスタルがこんな所にひそんでた。





そして今回の旅のメイン、2泊3日の砂漠ツアーに参加。
ネットで探して、事前に日本から予約と支払いをしておきました。トラックを改造した車に、多国籍の12人が乗って出発。



目指すのはナミブ砂漠の最奥の地ソススフレイ。まずは、その近くまで移動します。





南回帰線を通過。
北回帰線で言うなら沖縄の少し南。季節は南半球だから秋。そんなわけで、アフリカと言えばどこでも暑いイメージでしたが、ちょうど良い気候です。



そしてアフリカと言えば野生動物。こっちはイメージ通りたくさんいました。





ナミビアもレンタカーの旅人が結構いる。大手レンタカー会社もいくつかあって、難易度は高くなさそうです。次来るならレンタカーでもいいな。



夕方に宿に到着。ビールがぴったりのいい時間。






旅に出る前、ここを訪れる時期が新月なのを確認しました。だから、星を撮るために三脚を持っていこうと思ったのに忘れてしまう。

夜空を2つに分けて流れる天の川、大量のしずくがキラキラと地面に降りそそいでくる。ような感じの星空でした。とりあえず、壁にカメラを押し付け、息を止めて撮ってみる。




星がどのくらい見えるかを知るのに、オリオン座が見える時はいつも基準にしています。
今回は、いつも見えない星までかなり見えてる。



こんな感じで、次はソススフレイの砂漠へ。



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2018年5月21日

旅の思い出2

ケープタウンの次は、飛行機でナミビアのウォルビスベイという町へ向かいました。


だったのですが、フライトが直前にキャンセルになってしまう。それも、1日1便のマニアックな行き先だったので、翌日まで移動できなくなりました。


飛行機の遅延はもうおなじみになりましたが、欠航は初経験。

普段は、英語ができなくても不自由なく海外を旅できますが、こんな時はさすがに困ってしまいます。今日中にたどり着く方法があるのか確認できず、自力でもネット検索しましたが乗り継ぎが見つからず。


というわけで、あきらめて航空会社が用意したホテルへ。南アフリカの出国スタンプを押したばかりなのに、再び入国スタンプを押して来た道を戻ります。。。

ただ、同じ便の乗客はほぼ地元の人達だったようで、たった2人のアジア人のために親切にしてくれました。ホテルのスタッフも自分達だけに上層階の部屋を用意してくれる。高級ホテルだったのでちょっとうれしい!







こんな感じで午前中はつぶれてしまいましたが、午後はもう1回ケープタウンを観光してみました。
もともと、旅の後半にも再度ケープタウンを訪れる予定で、その時行くつもりだったテーブルマウンテンへ。↑上の写真の山。


ロープウェーに乗って頂上へ。
都会の真横にそびえる標高1000mの山。そこからの景色は、今まで見た事ない個性的な景色でした。





テーブルマウンテンの上は見たまんま平ら。歩道が整備されているので、のんびり散策。





実は前日もロープウェー乗り場まで来ていたのですが、強風で運休していました。普段からロープウェーは混雑しているそうですが、運休した翌日なので余計に混雑したのかも。乗るのに行きは30分、帰りは2時間も並びました。





旅の後半、乗り継ぎで半日訪れた時の写真も一緒に。
ケープタウンの街なか。



南米とかアジアでもカラフルな街は見かけますが、ここは色彩がきれいでクオリティーが高い。今までのカラフルタウンの中で一番好きかも。






南アフリカにいる白人さんの比率は10%で少数派だそうですが、街の中心部には白人さんが多い印象でした。
ただ、昔アパルトヘイトがあったこの国は、今度は多数派の黒人さんによる逆差別が起き始めているそうです。









南アフリカではゲームミート(野生動物のお肉)を食べる事ができます。で、挑戦してみました。
今回いただいたのはインパラとかの草食動物4種類。





お味は。。。

人類が数百年、数千年かけて、牛、豚、にわとりを家畜に選んだ理由がよくわかりました。
やっぱりおいしいからです。

たぶん、インパラがおいしければ人類はインパラを家畜にしたと思います。そんなわけで、おいしくなかったです。
ちなみに、南アフリカ産のワインは安いのにおいしい。あとで調べたら世界的にも評価が高いそう。



あと、今年ニュースにもなっていましたが、300万人が暮らすケープタウンが100年に1度の水不足で危機になっています。

旅への影響は全くなかったですが、トイレとかの洗面所の水はすべて止められていました。ホテルの水はもちろん出ましたが、シャワーの横に砂時計が置かれている。




最初は水がゼロになるXデーが4月と言われていましたが、努力のおかげか雨が降ったおかげか、差し迫った危機はとりあえず無くなったみたい。



こんな感じでケープタウンをのんびり観光しつつも、翌日の飛行機に乗りこむまではヒヤヒヤしていました。2日連続の欠航はヤバいので、心の中ではずっと神頼み。


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2018年5月14日

旅の思い出1

日本を出発してから24時間。
最初に南アフリカのケープタウンへやってきました。地図で言うとアフリカ大陸の1番下です。


夕方6時に到着。
で、さっそく空港からレンタカーしてみました。

乗る前は緊張していたのですが、日本車を借りて日本と同じ左側通行、スマホのカーナビも完璧で、いつも通り運転している気分でした。レンタカー代も日本の半額ほどで安い。





初日は到着が遅かったので、夜でも安全というウォーターフロントへ。"みなとみらい"を小さくしたような場所で、治安も雰囲気も良い。



去年の”世界で最も危険な街"ランキングで、ケープタウンはなんと9位に入っていました。

だけど、昼間は観光客がたくさんいて全く危険な感じはなかったです。で、夜は少し嫌な空気を感じる。日が沈む前に商店は閉まり、夜9時頃には大都会なのに人通りがなくなります。

ウォーターフロントも一歩外に出ると誰もいなく、でも暗闇に数人立っていて怖かったです。



翌日は、乗馬の予約をしているので朝7時から運転スタート。




アフリカのイメージを壊してくれる、きれいで走りやすい道。





どっちかと言うと運転は好きではないですが、それでもドライブ目的でまた南アフリカに来てもいいな。
車のCMでよく使われる道だそうです。






そして、前もって探して予約しておいた乗馬に挑戦。

白い馬に乗って約2時間、絶景のビーチを歩いたり走ったり。
白馬の王子。ではなく、白馬のメタボのおっさん、です。



白いフワフワの砂浜と、透き通ったグリーンの海。広大なビーチには自分たち以外誰もいない。なんか贅沢な時間。









乗馬の後は、アフリカ大陸最南端の喜望峰へ。
でも実は、喜望峰は最南端ではなく、150キロほど離れた場所が本当の最南端だそうです。


社会の授業で習った地名が現実の場所になる。


岬の先は、右が大西洋、左がインド洋。




そして、今ブログを書きながら衝撃の事実を知りました。
喜望峰を訪れたつもりが、実は訪れていなかったです。。。

観光客がたくさんいるし、お店が並んでいたので勘違いしてましたが、今回訪れたのはケープポイントという場所でした。

喜望峰はケープポイントから車で10分の隣の岬。
↓砂浜の奥に見える岩場が喜望峰みたいです。



というわけで、レンタカーで来るなら、ちゃんと下調べした方がいいと思います。。。





野生の猿が車に乗車。ブレーキの度にフラフラするけど、慣れた感じで移動していました。




で、喜望峰(の隣)を観光した後は、ケープタウンに戻りつつ寄り道して観光。
野生のペンギンがたくさんいるボルダーズビーチ。



ペンギンってかわいいし、時々かっこいい。




撮られるのに慣れてる。



サーファーでにぎわうというミューゼンバーグのビーチ。



シグナルヒルという場所からのテーブルマウンテン。




こんな感じでケープ半島をドライブしながら、暗くなる前の夜7時にホテルに戻ってこれました。
12時間の運転で200キロほどを走る。



今までいろんな国を旅してきて、また来たいなと思う好きな街がたくさんあります。でも、それより上の住んでみたいと思う街は多くありません。今まででは例えばリオデジャネイロとか。


で、ケープタウンは久しぶりに住んでみたいと思う街でした。
よくよく考えるとリオデジャネイロとの共通点が多いですが、大都会なのに、すぐ目の前に美しい海と美しい山が広がっています。街もきれいだし物価も安い。ただ残念なのは、どっちも治安が悪い。


自分の理想とする住まいは、大自然に囲まれたド田舎だけど、自転車で少し走れば都会のど真ん中に行けるような場所です。自然も欲しいし便利さも欲しい。

そんな正反対の欲望を満たしてくれるケープタウン。
治安の悪さをカバーするくらい魅力的な街だなと思いました。



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