深夜1時発の飛行機で羽田を出発。
まずは11時間半かけてカタールのドーハに向かいます。
で、マイルを使って行きだけビジネスクラスにしてみました!!
カタール航空のQスイートという座席は世界一豪華なビジネスと言われるそう。路線によってはファーストクラスの設定になっています。
外側に扉がついていて閉めると個室。寝るときは部屋着をくれたりマットを引いてくれたり。そして、真ん中の仕切りを外すと隣の奥さんとダブルベッド。すごいっ!
そんな感じで快適にカタールへと到着。
飛行機を乗り継ぎ、1時間ちょっとでサウジアラビアの首都リヤドに到着しました。羽田からは15時間の道のり。
リヤドは砂漠に囲まれた巨大な街です。
リヤドと言っても通じにくく、リヤーと発音した方が近いっぽい。
帰りに撮った写真。黒い部分は荒涼の大地。
まずは空港からの移動。タクシーカウンターとかあるのですが、その値段よりウーバーの方がだいぶ安かったです。というわけで、呼んだら5分で来てくれました。空港の外には、ちゃんと配車アプリ用の待ち合わせエリアがあって、ウーバーの看板も立っています。
で、リヤドのその後の移動もウーバーが便利すぎました。どこに居ても、深夜でも早朝でも、呼べば数分で来てくれます。値段も乗る前からわかるし、支払いもアプリで勝手にしてくれるし安心。
ちなみに今年末か来年初めに、リヤド初の地下鉄が開業するそうです。一気に6路線80の駅ができて、空港や観光地にも駅ができるよう。ウーバーでも充分便利ですが、夕方の渋滞がかなりひどかったので、地下鉄のメリットありそうです。
で、まず最初に訪れたのは世界遺産のディルイーヤ。数百年前にサウジアラビアの最初の都が置かれた場所。ずっと修復工事をしていて、最近やっと入れるようになったみたいです!
遺跡への入口は、2022年12月にオープンしたBujairi Terrace(ブジャイリ・テラス)という、おしゃれなレストランが集まるエリアからになります。
チケット売り場は特になく、事前にWEB購入しておいたQRコードをブジャイリ・テラスの入口で見せる感じです。事前に買わなくてもスタッフがたくさんいて、親切にスマホからの購入方法を教えてくれました。ただログインIDをわざわざ作らないといけない。。。
入場料は夕方の17時までは無料です。昼は暑すぎるんで。。。
夕方からは50リヤル(約2千円)ですが、その金額をそのままレストランやカフェのお会計に使えるそう。入場無料でもWEBで無料チケットの購入操作が必要でした。
そんなわけで、昼の誰もいない遺跡を観光。たぶん40度近かったと思います。ただ湿度がないので日陰はまだ楽。
ほんと助かる~。
さらに広い遺跡内には屋内型の展示エリアが数か所あり、ちょうどいいペースで冷房の部屋に避難できます。
↓水は好きなだけ持参OK。観光客いないのに(暇そうな)スタッフはたくさんいて、観光に力をいれているのがわかります。
そして、ディルイーヤの次はAl Faisaliah Center(アルファイサリア・センター)へ。
てっぺんに大きなボールの乗った個性的なビルです。入って左にある、セキュリティーチェックがあるエレベーターから展望台へ。
街でひときわ目立つのが、栓抜きみたいなビル。
このあと夜に1番上の横線まで登る。
せっかく来たので、夜のディルイーヤ遺跡も見てみることに。
夕方になると車がかなり渋滞して、イメージ通りに観光が進まなくなります。
サウジアラビア全般ですが、涼しい夕方から街が動き出して夜遅くまで活気が続く感じです。観光地は夕方に営業が終わる場所、夕方から営業が始まる場所、長い昼休憩をはさむ場所、いろんなパターンがある感じ。
街も広いので、効率よく見て周るのがなかなか難しいです。
日中に来たかったマスマク城。
中は博物館みたいになっています。
お香の店が集まるスークなんかもあり、香木が無造作に積み上がっている。で、中東を旅して大好きになった乳香の香りも漂っています。日本でも買えるので、今では家で焚くのが好き!
展望台への入口はショッピングモール2階の中央にあります。
途中でエレベーターを乗り継ぐのですが、そこにお祈りのマークのある部屋がありました。後でわかったのですが、そこに世界最高所のモスクがあったようです。見逃した。。。
スタッフにここでも言われ、ディルイーヤの遺跡でも言われたのですが、一眼レフで写真を撮っていたら、「スマホで撮るのはいいけど、カメラで撮るのはダメ」とのこと。
栓抜きの一番上にある横線部分。
何でだろう?2回も謎ですが、もし言われたらやめればいい位のレベルだと思います。
こんな感じで夜になり、サウジアラビア最初の夕食をどうするか悩みだす。
で、タクシー運転手がすごい薦めていたし、確かにおしゃれだなと思ったので、今日最初に訪れたディルイーヤ遺跡のブジャイリ・テラスで食べる事に決めました。まさか戻ってくるとは。。。
20軒ほどのレストランやカフェが並んでいて、ミシュランの星を取ったレストランも数軒あるそう。フランス料理、タイ料理、中華料理、、、いろいろあるのですが、サウジ料理の店へ。
予算的には高級レストランに近い感じでした。飲み物も合わせると1人1万前後すると思います。
お酒は全く飲めない国ですが、モクテルというノンアルコールのカクテルなんかも充実しています。高いけど店の雰囲気はおしゃれだし、手の込んだ料理が本当においしい。お金がある国なのでいいシェフ呼んだのかな?
と思って調べてみたら、サウジ政府が現在7兆ドルもかけて6つのギガプロジェクトを進行しているそう。そのうちの1つが、このディルイーヤの開発。ブジャイリ・テラスのレストランも相当力を入れている感じです。そりゃ、豪華でおいしいはずだ!
昼は人が全然いなかったのに、夜は地元の人がたくさん。どのレストランもにぎわっています。ただ、世界遺産があるくせにレストランばかりでお土産屋は全くない。。。
回転木馬じゃなくて、回転するラクダ。
夜の灯りはきれいだろうなと思っていましたが、意外と普通?
昼は暑すぎて、休憩しながら3時間かけた道のり。夜は涼しくてサクッと15分。
結局、夜中の0時近くまでウロウロしていましたが、人はたくさんいるし治安の不安も全くないし。
こんな感じのリヤドでした。
サウジアラビアは旅の情報が少なく不安だったので、いつもより事細かく書いてみました。でも長いか。。。