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2018年6月4日

旅の思い出4

ナミビアの3日間の砂漠ツアー。
2日目、メインのソススフレイという場所へ向かいます。


日の出前に出発。



ここはなかなか面白い地形をしています。
広大なナミブ砂漠の中心部へと、1本だけ砂のない天然の道がまっすぐ走っています。モーゼが海を割ったような感じ。

その道を走り最深部へと向かいます。両側には朝日で赤く染まる砂丘。





1時間ほどで行き止まりの終点に到着。巨大な砂丘に囲まれたソススフレイ。


まずは、世界一高い砂丘に登ってみます。標高800mの"ビッグダディ"と呼ばれる砂丘。正直、別のダディを思い出してしまいますが、まだヒツジ肉焼いてるかな?


1番奥に見えるのがビックダディの頂上。持ってきたGPS時計を見ると、登りだしからは実質280mほどの高さでした。




モロッコの砂漠を旅した時、砂丘の登りを途中で断念してしまいました。砂を登る難しさを知っているので、今回は慎重に登る。

3歩進んで2歩下がらないように、砂につま先を突き刺しながら登ります。そもそも砂丘って、体重の重いメタボには不利な気がする。






だんだん高度が上がり景色も広がる。
ナミブ砂漠の1番の見どころ、デッドフレイが顔を出します。"死の沼"という意味の場所。






そして、約45分で山頂に到着!
かなりハードでしたが登りきれました。
360度、世界最古と言われる砂漠が広がります。




登るのは地獄ですが、下りは天国。一気に駆けおりる。



景色がたった3色でできている。



そして、デッドフレイに上陸。
大昔は水があったらしいですが、干上がってガッチリ固くなっています。




振り返ると今降りてきたビックダディ。



デッドフレイには、完全に枯れた木がそのままの状態で残っています。過酷な環境で微生物もいないので、900年間くち果てずに残ったそうです。










ナショナルジオグラフィックの写真で、日の出の一瞬を撮った絵画みたいな写真があります。
今回見れると思っていたのですが、ツアーだと時間的に厳しい感じでした。



デッドフレイのすぐ隣ですが、こっちは数年に1度大雨が降ると池になるみたいです。植物も少し生えている。で、大理石みたいに輝いていて、不思議な景色。




今回の旅は日本人にほとんど会わなかったのですが、まさかのソススフレイの砂漠でおじちゃま、おばちゃま20人ほどの日本人ツアーに遭遇。驚いて話しかけてしまいました。

で、さらに驚きましたがクラブツーリズムのツアーで来たそうです。大手の旅行会社もナミブ砂漠のツアーをやってるんだ。意外と気軽に来れるかもしれません。ただ、調べたらツアー代金はかなり高かったけど。



これで砂漠は終わり。
3日目は寄り道しながらナミビアの首都ウィントフックへ。


チーターに遭遇。
したわけではなく、チーターを広い柵の中で放し飼いにした、サファリパークもどきです。感動なし。






何もない広大な景色だと思っても、望遠のきくデジカメで160倍ズームしてみると、あちこちに動物が居たりします。




首都に到着し3日間のツアーは終了。
ツアーに参加した12人は老若男女だったのですが、食事とかはキャンピングスタイルで、みんなで協力して準備とかかたずけをするツアーでした。こういうタイプのツアーは初めてだったので、みんな率先して動いててすごいな~と思ってしまう。日本人としてもっと細かく気を使えるようになろうと勉強になりました。


で、この日は日曜日。大きな首都なのに、店も開いてないし人もほとんど歩いていません。治安もよくないらしく、雰囲気が少し怖い。念の為、カバンを持たず手ぶらで街ブラしてみました。





お土産の市場で、会いたかったヒンバ族に遭遇。出稼ぎの観光部族ですがラッキー!
アクセサリーを買うと写真を撮らせてくれます。




遠くからすんません。



あとはサン族もいました。ブッシュマンで知られる民族。
世界一難しい言語をしゃべる民族で、今までの人生で聞いた事の無い音を口から発していました。クリック音みたいなのも、どっからどう出してるんだろ。


こんな感じでナミビアは終わり。まだまだ他にも見どころがたくさんあって、大好きな国になりました。また訪れて今度はレンタカーで旅したいな。

次はジンバブエへ。



*詳しくはホームページへ*
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2018年5月28日

旅の思い出3

飛行機が欠航した翌日。
前日と同じ時間の便に乗るため、再び空港へと向かいます。

朝からの行動が昨日と全く同じだなと切なくなりながらも、今度は無事に乗ることができました。


横の列が3席しかない小さな機体。これだと欠航になりやすそう。




そして、ナミビアのウォルビスベイというナミブ砂漠の小さな港町へ向かいます。


あとで写真を見て気づきましたが、今回の旅のメイン、ソススフレイという場所を飛行機で通過していました。変わった景色だなと思って写真を撮っていました。右下の白い所が見どころの近く。



砂漠のど真ん中に着陸。




今回、もし飛行機が欠航していなければ、予約したワンデーツアーと簡単なアクティビティに参加するつもりでした。


そんなわけで、欠航した直後からツアー会社と再アレンジできないかメールでやりとり。英語が苦手ですが、ピンチに追い込まれたおかげで辞書も使わずコピペもせず、勢いでスラスラ書いてました。なんか英語できてる感じ。

一時は両ツアーともあきらめたのですが、親切な人だったおかげでアクティビティだけは取り戻せました。ワンデーツアーと泊まるはずだったホテルは支払い済みで無駄になる。。。



空港の到着ロビーに出ると、すぐに声をかけられました。

アクティビティを頼んだ親切なおばちゃんが登場。
ただ、日本人だとかアジア人だとか一言も書いてないのに、なんで自分たちがわかったんだろう。と聞いてみたら、英語のメールがヘタだったから予想できたそうです。

英語できてる感じ、勘違いだったみたい。。。



早速、空港のそばにある、デューン7という大きな砂丘へ。







上まで登って遊んだ後は、バギーで砂丘を走る2時間のアクティビティに挑戦しました。



自分たち以外観光客が誰もいない。無音の砂漠をバリバリ爆走。


砂漠なのに風はヒンヤリして気持ちいいです。大西洋が目の前だからかな。
今回の旅で初めて知りましたが、大西洋って水が冷たいそうです。だから夏でも海水浴はしないとおばちゃんが言ってました。
奥にウォルビスベイの港町と大西洋。







バギーの後は今夜泊まるスワコップムントという町へ。本来訪れる予定だったウォルビスベイはあっという間の素通り。
でも、親切で素敵なおばちゃんのおかげで楽しい一日になりました。最後は濃厚なハグをしてお別れ。




スワコップムントの町並みはおしゃれな感じ。
そしてカキが有名らしいです。生ガキを食べてみたら信じられないくらいおいしい。習慣なかったのに、日本に帰ってからも生ガキを食べるようになりました。


世界最大のクリスタルがこんな所にひそんでた。





そして今回の旅のメイン、2泊3日の砂漠ツアーに参加。
ネットで探して、事前に日本から予約と支払いをしておきました。トラックを改造した車に、多国籍の12人が乗って出発。



目指すのはナミブ砂漠の最奥の地ソススフレイ。まずは、その近くまで移動します。





南回帰線を通過。
北回帰線で言うなら沖縄の少し南。季節は南半球だから秋。そんなわけで、アフリカと言えばどこでも暑いイメージでしたが、ちょうど良い気候です。



そしてアフリカと言えば野生動物。こっちはイメージ通りたくさんいました。





ナミビアもレンタカーの旅人が結構いる。大手レンタカー会社もいくつかあって、難易度は高くなさそうです。次来るならレンタカーでもいいな。



夕方に宿に到着。ビールがぴったりのいい時間。






旅に出る前、ここを訪れる時期が新月なのを確認しました。だから、星を撮るために三脚を持っていこうと思ったのに忘れてしまう。

夜空を2つに分けて流れる天の川、大量のしずくがキラキラと地面に降りそそいでくる。ような感じの星空でした。とりあえず、壁にカメラを押し付け、息を止めて撮ってみる。




星がどのくらい見えるかを知るのに、オリオン座が見える時はいつも基準にしています。
今回は、いつも見えない星までかなり見えてる。



こんな感じで、次はソススフレイの砂漠へ。



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