2007年10月31日

タシデレ(チベット語でこんにちわ)

なんか、チベットに来て内容の濃い日々を送っています。
で、日記に書きたいようなことたくさんあるのに、
文章にしようとするとなかなかうまくでてきません。

とにかく、チベット来てよかった。


今日はガンデン寺というところに行ってきました。
ラサからバスで2時間弱。
ほとんどない、外国人旅行書が無くても行ける場所。
そこは山の頂にたたずむ寺院でした。
中国に侵略された時、徹底的に壊されたそうですが、
かなり再建進んでいました。でも、廃虚もまだまだ
ありました。

で、チベット人にすすめられ、はじめて五体投地も
経験してみました。

ガンデン寺全景。


山の頂なので眺めがよい。ちょうど日の出。


いたるところに、タルチョ(お経を書いた旗)がはためく。


初めてマンダラを見ました。砂でできているのに
とても細かくてすばらしい作品。これも、
すぐに壊されるのでしょう。
寺の中は撮影禁止で、でもどうしても撮りたくて、
瞬間技で撮りました。だからきれいじゃない。





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2007年10月30日

ポタラ宮

ダライラマが中国に侵略されるまで生活や政治、
宗教活動をしていたポタラ宮を見に行きました。

今まで、いろいろな宗教の聖地を訪れましたが、
チベット仏教はほんとうに心に響きます。
こんな厳しい自然環境で生活している人々だからこそ、こんなに熱心なのか?
ちょうど、今の時期は農作業や放牧業が落ち着き、各地から巡礼にくるそうです。
で、いろんな民族衣装をきたチベット人が集まってとても華やか。

チベットの人はほんとおしゃれです。民族衣装かっこいい。
シンガポール航空のキャビンアテンダントの民族衣装にはかないませんが、
その次くらいに好きです。

ジョカン寺のまわりは土産物がずらっと並んでます。マニ車、タンカ、じゅず買ってしまいました 。



寺の周りを五体投地で回る人々。



ポタラ宮は内部の撮影が禁止だったのですが、
とても心が落ち着く平和な場所でした。
ただ、そんな平和な場所でも、監視カメラと
音声を拾うような機械が各部屋に設置され、
警備員がたくさん配置されていました。
ポタラ宮とは別ですが、チベット人が中国の公安っぽい人に、
電気をビリビリってやられてる所も見てしまいました。


ポタラ宮はたぶん街で1番高いので景色が良い。ラサはこんな山にかこまれています。






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2007年10月29日

普通とは違う場所

中国に旅に出てから、晴れらしい晴れに会っていません。
太陽があるのはわかるんだけど、薄いもやがかかっていたり。
どこも光化学スモッグがすごいです。

そんな、青い空を忘れかけていた反動なのか、
なんでしょ、この深い青い空は。
ちなみに、昼間はめちゃめちゃ暑いです。
日差しが強烈です。で、その日差しがなくなると
急にとても寒くなります。ようは山の天気と一緒。

あと、中国は広いくせに、太平洋岸の北京の時間で統一している為
西のラサにも来ると、8時くらいにやっと明るくなり出し、9時くらいに太陽が 顔をだします。その分暗くなるのも遅いです。

今日は朝から世界遺産にも登録されたジョカン寺という所に行ってみました。
ちょうど日の出で、あたりは巨大な線香?の煙に包まれ、
神がみしい雰囲気。さらに寺の周りを五体投地で回る人々。
なんかとても心が動かされました。
だめです。チベットには感情移入し過ぎなのかもしれません。




寺の前で五体投地する人々。


ポタラ宮。


ダライラマが夏の間住んでいた場所。
1940-50年代の頃だと思うけど、トイレとシャワーは立派な西洋式でした。




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青蔵鉄道

チベット鉄道ですが、今はオフシーズンなので
わりと空席がありました。
乗りたいなら今がチャンス!

ただ、写真たくさん取ったのですが
ほとんどがガラス越しで汚くなっていました。
車内は気圧の調節をしているのでガラスが2重です。

一応、乗車記念で鼻から酸素吸入してみました。
酸素でてるか全くわかりません。
さらに、見事に鉄道最高地点(5070メートルくらい)を見逃しました。
ずっと窓に張り付いていたのに。

ここまでは確認しました。


夜が偶然にも満月で、自分から満月までの間に一切光はなし。
さらに一面の雪に光が反射してものすごく明るくなっていました。
こんな経験初。
空は黒いのに景色は遠くまで見渡せ、所々にある電柱にははっきり陰ができ、
遠くにある山々は月の光で浮かび上がり、不思議な世界に迷い込んだ感じでした。

そんなんで、写真に取れるのではと錯覚を起こしましたが、
カメラでは真っ黒にしか写りませんでした。残念。

昼前まで昨日の満月が残る。


列車の陰が写る。






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2007年10月28日

チベットだーー

奇跡的にチベットにたどり着けました!!!
いやーー、チベット鉄道に感動し、ラサのポタラ宮殿に感動し、
ちょっと泣きそうになりました。
それだけ思いいれ深かった場所。

今日は2泊3日の鉄道の旅が終わり、、標高4000メートル弱の高地で
かなり疲れました。また明日あたり写真のせますねーー。
ちなみにチベット鉄道はあまりにも絶景で、500枚も写真
取ってしまいました。
また、同じような写真ばっかです。



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2007年10月26日

チベット鉄道に乗るまで暇つぶし

本日、チベットへたつ前に奇跡にもパーミット(入域許可書)のコピーをもらうことができました。
これがあればもうチベットで公安(警察)も怖くない。

ただパーミットが威力を発揮するのはラサとチベット第2の街くらい。
ほかの地域に行くにはさらに外国人旅行書というのを取得しないといけません。
これがないとやっぱり公安につかまります。

ただ、ばれないで行ける場所もあるそうなので、チベットについたら情報収集。
行ってみたい場所はたくさんあるので!
ちなみに"外国人旅行書"を取るにはツアーに入らないといけないです。
ローカルバスで数百円で行ける場所も、車をチャーターして数万円かかってしまいます。

ただ、パーミットのコピーをもらう時"ラッキー"だと言われました。
またもパーミットが停止になったそうです。詳しくは、もううんざりなので
聞いてません。とにかくありがたく、聖地に足を踏み入れようと思います。


あーー、でも寒さに耐えられるか心配。
ラサ(標高は富士山と同じくらい)はまだ0度くらいのようですが、
標高5000メートルの地域は何度なんだーーー。寒いの苦手だーー。

がんばります。あと、公安にも捕まらないようにがんばります。

次はチベットのラサから!。。。たぶん。



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2007年10月25日

いよいよチベット

昨日はチベットのパーミットが許可されるかわかる日。
3度目の正直。期待していなかったのですがあっさり取れました。

やった-。いよいよだ-。苦労したかいがあります!
いや、苦労はしていませんが成都に2週間は辛かったです。

チベット鉄道のチケット


ただ、パーミットはまだ手元にないので疑っています。
どっちにしろ、パーミットはチベット内を自由旅行しようとしている旅行者は
持てない噂もあるのでどうなるのかわかりません。

もし、うまくいけば明日の夜の夜行列車で出発。しあさっての夜に
チベットのラサに到着です。しあさっては1日中、標高5000メートル前後の
高地を走ります。うぉーー、楽しみ。

でも、2泊3日も列車の中は辛そうです。
車内はこんな感じ(西安から成都へ移動した時)。


で、チベットへの金額ですが、写真にある通り列車のチケット(HardSleeper)が
700元ほど。で、パーミット代と手数料が350元。あわせて1050元ほど。
日本円で15000円ほどでした。ツアーで行くよりはぜんぜん安い。
ただ物価が安くはない中国。いよいよ旅行資金の半分10万円を突破。
あー、大丈夫かこのペース。


で、今日はすることもなく、なにもしないのももったいないので
行っちゃいました。興味ない世界遺産へ。

"都江なんとか"。かなり昔に築かれた水利施設。ダムみたいなところ。
このおかげで成都が繁栄したようです。

ただ予想通り今までで1番感動がなし。見慣れてきたからか?
いやいや、ひどいものでした。ダムの痕跡は残っていなく、
汚い今世紀に作られただろうコンクリートのダムがあるだけでした。
そのくせ入場料90元(1400円ほど)。高すぎだ-。
世界遺産の登録間違いたのではと思ってしまいました。


"都江なんとか"に向かう途中、乗客を乗せたままバスは修理工場へ。
1時間のところ2時間半かかりました。なんかインドっぽい。





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2007年10月23日

まだ成都

結局、明日までは成都で待ってみます。明日もチベットへの入域許可書が発行されないなら移動ですかね。

でも、yahooニュースで知りましたが、ブッシュ大統領は偉い!
中国が大事な会議をやっている最中に、ダライラマ14世にすごい賞?を直接授与したそうです。
中国にかなりきついけん制球を投げた感じ。っていうか顔に泥をぬった感じ?!そしてラサで僧侶がそのお祝いをして、中国が僧侶たちを拘束。

それが理由でチベット行きが遅れるなら仕方ないです。


まだまだ、成都はみどころたくさんです。近場に世界遺産が2カ所残っています。でも、興味ないなら仕方ない。というわけで全く興味ないので行きません。

今日はバスで2時間弱にある"黄龍渓"というところに行ってきました。以前行った"黄龍"とは別です。
古い町並みが残る場所。今では、中国が日本のまねをしていますが、昔は日本が中国のまねをしていた(影響を受けていた)んだなーと思います。建物、食事、文化、ルーツは一緒。
街かどでのんびり麻雀していたりしておもしろいです。



黄龍渓の町並み


昨日の夜見に行った中国オペラ。仮面が一瞬で変わったりでおもしろかったです。日本に帰ったら歌舞伎を見に行ってみよ。


成都の街並み。都会。


中はデパートっぽかったです。




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2007年10月22日

峨眉山(がびさん)

一泊二日で峨眉山というところに行ってきました。
世界遺産にも登録された仏教の4大聖地だそうです。

標高3099メートル。富士山より標高は低いのですが、
登りだしが2、300メートルからなので、ぜんぜん
富士山より辛い道のりです。

そして、さすが中国。
観光地化されていて、道路とケーブルカーで山頂まで
歩かず行けるようになっています。
歩くと60キロの道のりなので、今回は挫折して
中国人と一緒にいいとこ取りをしました。
それでも3万歩弱歩きましたが。


正直、九寨溝と比べるとぜんぜんおもしろくなかったですが 、
猿がそこらじゅうに居ておもしろかったです。
それだけ。







そして、今日は大事な日。
チベットへのパーミットが許可されるだろうと言われていた日。
早速、朝一で旅行会社に行ってみました。
そしたら、今日もダメでした。
明後日になれば90%大丈夫だろうと。。。
うーーん、微妙。もう成都に何日いるんだーー。
ついに、旅行資金の半分の10万円に達しようとしているし。

結構、まわりにもチベット行きを待っている外国人が多いのですが、
待ちくたびれて動き出している人もいます。

もう少し、チベットに近づいたところに西寧やゴルムドという街があります。
そこからも、チベット鉄道が出ているのでその街に行こうかな。
ただ、そこから安い方法でチベットに行けるかは全くわかりません。
でも、そこからは敦煌や万里の長城の終点が近いので行ってみたいし。

どうしようかなーー。



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2007年10月19日

楽山大仏

写真アップできないと宣言したすぐ後に、宿のネットでアップできました。
パソコン、その日の気分によって動きが違います。
中国人と一緒。

そんなわけで、今日は成都からバスで2時間にある楽山というところに行ってきました。
世界遺産の世界一でかい石仏があるところ。

立派。



寺院で猫とたわむれる。


普段こんな感じの宿に泊まってます。



明日は久々の登山の予定。
3090メートルほどの山に行ってきます。
一応、世界遺産に登録されている場所。
今回の旅では8個目の世界遺産。
ちょっと、世界遺産を制覇したい気分。



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2007年10月18日

まいったな-

ここは、ネット環境がぜんぜん良くないです。
宿のネットは遅すぎ。外のネットカフェはある程度遅くはないけど、
写真のアップができない。usbがなかったり対応してなかったり。

日記をブログにのせるなら、写真も一緒に載せたいのですが、
写真のアップができず、文章の下書きが増える一方です。

そんなわけで写真は後程で、さきに文章だけアップしますね。
写真はラサに行ってからになります。たぶん。

ちなみに今は成都に戻ってきています。
あいかわらず、チベットへのパーミットは停止中です。
北京で"第17回全国人民代表大会"?ってのが開かれているからだと思います。
前回が数年前だったので、やっぱり大きな重要な会議のようです。
ニュース番組でもそればっか。
一応、22日に状況がかわるのではとトラベルエージェンシーの人は言っています。

というわけで、明日は、世界遺産にも登録されている、世界一でかい大仏を
見に"楽山"というところに行ってきます。



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2007年10月16日

黄龍(こうりゅう)

九寨溝のあとは黄龍に行ってきました。

九寨溝からバスで4時間。黄龍も世界遺産に登録されている場所です。
ただ、早めにバスストップに行ったのに、その日の黄龍行きバスのチケットが売り切れていました。
困り果てていたら、同じ境遇の中国人夫婦がタクシーをシェアしないかと。
結局、この日1日はほんとうにこの夫婦に親切にして頂きました。
これからも連絡を取っていきたい、良い夫婦でした。

で、黄龍に行くには4007?メートルの峠越え。
そこは雪と氷の世界。


九寨溝でも黄龍でもそうでしたが、
まさか、長期旅行で雪が降っている場所に行くとは思ってもいませんでした。
めちゃめちゃ寒かったです。たぶん氷点下。
でも、場所によってはちょうど紅葉ですばらしかったです。

黄龍はまたすばらしいところ。
山を登りきると、そこにはチベット寺院と青い澄みきった湖がありました。
この土地にはカルシウムが多く含まれているそうで、それが地上で固まり
棚田のような絶景になっています。








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2007年10月15日

九寨溝2

九寨溝へはツアーで行くか、自力で行くか迷いました。
結局、お金が安く済むだろうって事で自力で行きました。
で、帰ってきてみて総合的に見てみると、ローカルバスの乗換とかたいへんだったし、
お金もツアーと全然かわりませんでした。

ただ、良かったことが九寨溝へ二日間行けたこと。
九寨溝は谷間にあって、全長が数十キロになります。
ほとんどの観光客はバスで移動していいとこだけを見ます。
でも、全部の場所に遊歩道が設置してあり歩くこともできます。

自分たちはバスも使いましたがほとんどを歩きました。
ほんとうに心地のよい、そして絶景のトレッキングでした。
そんなわけで1日ではすべてをみれず二日間でじっくりまわりました。

今回の旅は歩数計を持って行っていますが、ほぼ毎日1万歩越え。
で、九寨溝の2日間は計6万歩越えの40キロ以上も歩いていました。
でも、疲れは感じず感動の連続でまったく飽きませんでした。
はたしてダイエットはできているのか?!

お薦めの場所です。







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2007年10月13日

九寨溝(きゅうさいこう)

成都からバスで約11時間の九寨溝に4泊5日で行ってきました。

九寨溝と聞いても全くわからないと思いますが、
世界遺産に登録された場所で、日本でもよく旅番組で登場しています。
最近だと、ロンドンブーツの"ザ・ベストハウス123"で絶景1位かなにかで
ロンドンブーツが直接行っていました。

結局、写真は800枚近く撮ってしまいました。
カメラの知識がないくせに、写真展で上位を狙いそうな写真ばかり!
そんなすてきな場所でした。
ただ、行ってない人が見たら同じような写真ばかりですが。








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2007年10月12日

辛い

成都は四川省。
四川料理はなんでもかんでも辛いです。
もちろん辛くない料理もありますが。

で、元祖マーボー豆腐の店に行ってきました。
なんですかね、あれは?
辛いよりは舌と唇が痺れて、体験したことのない感じ。
きつい炭酸を食べている感じ。かなりくせがあります。
辛いの好きだけどぜんぜん食べれませんでした。



火鍋という料理。なかなか。


あと、ここは三国志の'ショク'(ネット環境悪くて漢字がでない)の故郷。
三国志大好きなので、'リュウビ'とか'ショカツコウメイ'のお墓に行ってきました。
マニアには涙もの!





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