2012年6月23日

旅の思い出8

最後の訪問地。
乗り継ぎで訪れたアラブ首長国連邦のドバイ。

せっかくなので観光してきました!


深夜にドバイに着いて、翌日深夜にはもうドバイを出発。
滞在時間は27時間ほど。

みじかい。。。



そんな短い滞在なので、
どうせだったら、世界一高いブルジュハリファが見えるホテルがいい。

ってことで、事前に予約しておきました。


それにしても、ドバイは値段が高いホテルばかり。


安めのホテルをなんとか見つけましたが、
それでもやっぱり高いな~。

そんな部屋からのブルジュハリファ!
高さは828m。



そもそも、この部屋の高さが、
日本一高いビル、横浜ランドマークタワーとほぼ同じ高さ。
それを考えると、ブルジュハリファってほんとに高い。。。


近くに来ると、もうカメラにおさまらない。
スカイツリーと一緒だけど。




帰国後に横浜ランドマークタワーに行ったのですが、
真下から見上げると、意外と高さの違いってわからないことを発見。

ランドマークもブルジュハリファも、高さは全く違うけど
同じくらいの高いな~という感覚でした。




で、いよいよ展望台へ。

ブルジュハリファはスカイツリーと同じ、時間帯ごとの予約制システム。

そもそも、スカイツリーはここのシステムを
参考にしたんだと思います。


ブルジュハリファの入場券は、予約だと2000円程。
当日券だと1万円近くもします。

開業して2年ちょっと経っているし、当日券の値段が高すぎるにもかかわらず、昼に来た時にはすべての時間帯の当日券が売切れになっていました。

いまだにすごい人気!


ってことは、スカイツリーも最初の2,3年は当日券を入手するの、
結構大変なのかも。
朝から並ばないと取れなかったり。。。

だからと言って、日本は雨と曇りが多いので、
事前に予約しておくのもあまり気がすすまないし。


エレベーターに乗って約60秒。未知の世界へ。



海と砂漠に囲まれた場所に、なんだか無機質な街並み。
一瞬、ゲームのシムシティーをやっている感じ。



高さがわかりにくいけど、
右下の白い建物が、横浜ランドマークより少し高い高さ。





遠くには、有名な7つ星の超高級ホテル。
海には、全貌の見えない巨大過ぎる人工島が2つも見えました。



街のどこからでも、圧倒的な存在感。



それにしても、ドバイの屋外は恐ろしいほどの暑さです!

まだ夏前の5月なのに、すでに40度を超える世界。
昼間は、街を歩いている人なんてほとんど居ないです。
夕方から街に人があふれる感じ。

でも、乾燥しているから汗がだらだらって感じではないけど。


有名な金製品を扱うスーク(市場)。
イメージしていたより整然とした感じ。
だから、意外とワクワクしない。



下町は、やっぱり庶民の生活観があふれていておもしろい。



庶民と言っても、この街ってほとんどが出稼ぎの外国人。
どこに行っても南アジアとか東南アジアの人だらけです。

勝手なイメージですが、
地元のアラブの人々は涼しいところでのんびりと人を使い、
出稼ぎの外国人が変わりに働いてる感じ。




最後にドバイモールという世界最大級のショッピングセンターへ。

モール内は1200店舗もあるらしく、当然全部なんて見きれない。
日本の大きなアウトレットモールですら200店舗くらいなので、
圧倒的な大きさ!



で、ドバイはホテルもレストランも値段が高かったので、
買い物の値段も覚悟していたのですが、
全く税金がかからないらしく、
お土産とかは意外と安かったです。


巨大なドバイモール。当然アラブの富豪っぽい人がたくさん。



巨大なモールだから、スケート場があっても驚かない。



巨大だけど、室内の大きな滝にはさすがに少しびっくり。



巨大をいいことに、世界一大きな水槽をショッピングセンターに置くなんて。
ここまでくると、すごすぎる。。。

それも、沖縄の美ら海水族館にあった世界一大きな水槽を、
見事に抜いたのがここだとは。



ドバイモールの外に出ると、
目の前にブルジュハリファと巨大な人工池。

で、池では無料で見れる噴水のショーをやっています。
もちろん、ただの噴水ショーではなく、
50階建てのビルの高さまで水が噴きあがるという豪華さ!

こんなショーが、20分おきくらいにほぼ毎回曲を変えてやっていました。





正直、ほとんど期待していなかったドバイ。
一日しかいませんでしたが、見事に楽しんでしまいました。


こんな、他とは違う贅沢なお金の使いっぷり。
ここまでとことんとやっていると、
ほんとに新鮮で刺激的でワクワク!

まさに石油資源から脱却する戦略通りなのかも。


一瞬、老後に住むならおもしろいかも、と思ってしまいました。


ドバイ、いいかも。



次回は旅の動画をアップしてみます。



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2012年6月15日

旅の思い出7

チュニジア2回目。


青と白の町、シディブサイドを拠点にしつつ、
首都チュニスや古代遺跡へと足をのばしてみました。


チュニスの街並みは、洗練されていておしゃれ。
横幅の広い1キロほどのメイン通りには、歩道にずらっとオープンカフェ。
なんだかヨーロッパにいる感じです。

そして、どこのカフェも人でいっぱい!






メイン通りにある、最近改名されたという広場。



もとは、失脚したベンアリ前大統領時代の、
"11月7日広場"という名前だったらしいのですが、
アラブの春以降は、革命が成功した日の、
"1月14日広場"になったみたいです。

平日昼に放送している"ミヤネ屋"が
ちょうどタイミングよく、4回にわたってチュニジアを特集していました。

そこで、知った情報!



街の中は"アラブの春"なんて感じさせない平和な感じ。

タクシーの運ちゃんも、日本の政治のシステムとか聞きつつ、
チュニジアも良くなったよと、うれしそうに話していました。


唯一、政府の機関か何かの前は、
装甲車がいて、まわりも有刺鉄線で囲まれていました。




世界遺産にも登録されている、
首都チュニスの旧市街地へ。

車もバイクも通れない細い道が、迷路のようにのびています。
中は巨大なスーク(市場)になっていて、
両側にお土産屋とかがずらっと並んでる。

とにかく、心の奥からわくわくする場所。









モザイク画だけを集めたという博物館へ。

有名な博物館らしく、意外と行ってみたかった場所。
目を見張る作品がたくさん展示されていました。






世界遺産に登録されたカルタゴ遺跡へ。
2800年前からの遺跡らしいです。


なんだか、興味の度合いはあまり上がらない。。。

いつも思いますが、こういう遺跡って、
ガイドさんがいると断然興味深くなるんだろうなと思います。







チュニジアはあっという間で、これで終わり。

時間があれば、他にもサハラ砂漠があったり、
スターウォーズの撮影舞台があったり、見所たくさんの国です。


イスラムの国だから治安も良いし、
"アラブの春"からもとっくに復活している感じ。
ただ政治が安定するまでには、まだ時間がかかるのかも。


今後は、お隣の国のリビアも開放に向かうと思うので、
夢の、エジプトからリビア、チュニジアへと
横断の旅も出来るようになるかもしれません。

さらに、いつかはアルジェリアも開放されて、
エジプトからモロッコまで北アフリカのアラブの国々を
横断できるようになるとおもしろそうだな~!



とにかく、またゆっくり来てみたい国です。

チュニジアおすすめニャン!  (ブランディーちゃん)



次回は最後のドバイへ。



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2012年6月12日

旅の思い出6

モロッコから飛行機で2時間ちょっと。

チュニジアの首都チュニスへ。


チュニジアは、
北アフリカにある、地中海とサハラ砂漠に囲まれた国。

アフリカと言っても、アフリカ系の黒人さんは全然居なくて、
イスラム教のアラブの国です。
ただ、イスラム教はかなりゆる~い感じ。


さらに、イタリアから船便があるほど近いので、
街並みもヨーロッパ風でおしゃれ。
アラブの雰囲気とヨーロッパの雰囲気が、
心地良く混じり合っていました。



こんな魅力あふれる国なので、
当然ヨーロッパからの観光客はたくさん。

でも、"アラブの春"の影響か、
日本人を含めアジア系の人は全然見かけませんでした。



現地の人が東アジア人を見ると、
だいたいどこの国に行っても、片言の日本語で挨拶してきます。
それで、日本人がよく来ている事がわかります。

でも、最近は"アニョハセヨ"と言われることも多くなってきました。
それだけ、韓国人の旅人が増えている。
でもまだまだ、"こんにちわ"って最初に言われる事の方が多いけど。


で、チュニジアはと言うと、かなり珍しい。
ほとんどの場所で"ニーハオ"と言われました。

今まで"ニーハオ"が多かったのは、イスラエルのエルサレムだけ。
エルサレムはキリスト教の聖地があるからわかるけど、
チュニジアって、意外と日本人観光客が少ないのか、
それとも中国人観光客がかなり多いのか?


まぁ、いずれは、どこの国に行っても
"ニーハオ"と言われる時代が来るのかもしれないけど。
ちょっと、先取りしてしまってさびしい気分。。。




で、早速、首都チュニスから20キロほど離れた場所にある、
チュニジア旅行メインのシディブサイドという町へ。


ヨーロッパにほとんど行ったことないので比べられませんが、
今まで旅してきた国のなかでは、だんとつの美しい町!

きっとギリシャにある島がこんな感じなのかな、
とも思いますが、とにかく夢の世界。




"地中海"。今まで言葉の響きしか知らなかったけど、
実物ってやっぱり言葉以上に魅力的。


ここは乾燥した、日差しが強烈な場所。
だから余計に白がまぶしすぎる。雪のまぶしさと同じ。


白と青の世界だけで充分なのに、
色とりどりの花が鮮やかさを加えてくれる。


幾何学模様のデザインが、町をより魅惑の世界へ。


小さな町全体がひとつの作品。
裏道だって絵になる景色。



たくさんの写真からブログ用に数枚写真を選別。

したかったのですが、
数枚なんて選びきれない、今見たって行きたくなる写真ばかり。
今回の更新、写真多すぎた!










宿は丘の1番上にある小さなホテル。
絶景の景色が広がります!

でも、宿のスタッフみんなフランス語しかしゃべれない。
英語が全く通じない。
まぁ、身振り手振りと笑顔があれば大丈夫だけど!













ヨーロッパからの観光客がたくさん。
でも、この町に泊まる人はそんなにいない感じ。




定期的に塗りなおしているそう。
面倒で大変な作業が、この美しさを保っている。


たまに違う色があると、余計に惹かれてしまう。
フェイントのうまい町。


影まで美しい。


シディブサイドは丘の上に広がる町。
だから、どこから見ても良い景色。


当然、モスクも青と白。


当然、駅も青と白。


夜も素敵な色を見せてくれる。





旅で撮った動画。






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