2007年12月12日

ライフル持った兄さんが

今は、ルアンパバーンからバスに8時間乗って
ポーンサワン(シェンクワン)という町にやってきました。

たった8時間ですが、ほんとに辛いバスの移動でした。
チベットで4日間連続でバスに乗るくらいなので、
慣れているしもともと車は弱くないのに、かなり酔ってしまいました。
危なかったです!

ラオスの北部は雲南省から続いている山岳地帯になります。
ものすごい高い山ではないのですが低めの山が連なっています。
で、山が小さいおかげで山沿いを走る道もかなりくねくね。
右に左にずっと激しく振られっぱなし。
あまりバスに乗り慣れていないだろうラオス人とかは、
ほとんどの人が吐いてました。それを見たらさらにやばくなるし。

でも西洋人はすごい。そんな激しく揺れるバスの中でも普通に本読んでました。


さらに、この道中は以前に車の襲撃事件が頻発していたところで、
外務省も”渡航の是非を検討して下さい”と危険情報を出している所。
だからなのかライフルを背中に隠し持った青年が。

以前、パキスタンに行った時も同じ様な場所がありました。
外務省ももうひとつ上の危険レベルの警告をだしていて、
そこを通る時は、軍隊の車に先導され、さらにライフルを持った軍隊が
バスに乗って護衛をしてくれたという経験があります。
でも、軍人ならわかるけど、わけのわからない青年が
ライフル持っているっていうのはちょっと怖かったです。
その青年が守ってくれるとは限らないし!


で、ポーンサワンはジャール平原というところにあるのですが、
巨大な石で作られた壷が無数に転がっている不思議なところです。
2000年近く前のものだとはわかっているみたいですが、
何に使われていたかは未だに謎だそうです。
重いもので6トン。不思議な景色でした。

パソコンの調子が悪く今日は写真が載せられないです。また次回。

さらに、丘がたくさん連なり、遠くには山々が連なりのんびりした良い所です。
ここにきて気づきましたが、日本も”丘”と付く地名はたくさんあるけど、
建物とかばかりで、実際に丘とわかる場所は今では少ないなーと。
で、改めて感じましたが、山がある景色好きだなー。

で、その丘にはアメリカ軍が落とした
爆弾のクレーターがあちこちにあったりします。

ガイドブックの後ろの方に載っている、数ページの簡略した歴史を
見ただけなのですが、知らない歴史が多かったです。

東南アジアのベトナム、カンボジア、ラオス、で、ミャンマーは今でもですが、
第二次世界大戦の日本の占領が終わった後も、つい最近まで辛い歴史がありました。
ベトナム戦争は有名ですが、それでも知らないことがたくさん。
ラオスなんかは、アメリカが秘密裏に占領していたり、
カンボジアはポルポト派という言葉だけは聞いた事あったけど、
それがなんだったのかとか。
日本に帰ったら東南アジアの近代史を勉強してみようと思います。

明日は、また同じ辛い道を通ってバンビエンという町に向かいます。



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