山奥にあるカズベキまでやって来た翌朝。
山の上にたたずむ"天国に一番近い教会"まで登ってみます!
登山で心配な天気。カズベキは一年中天気が不安定なようで、予報が晴れでも雨が降ったり、逆に雨予報でも晴れたり、1日の中でも変わったりするそうです。
そんな今日の天気予報は雨、、、だったのですが、早朝に外を見ると雨は降っていない!
そして青空が見えてくる!
そういうわけで、急いで準備をして朝7時半から出発することにしました。目の前の山の頂上を目指して1時間半の登山です。
宿の外に出ると9月初旬のくせして、かなり寒い、、、このためにわざわざ持ってきた服で厚着します。
で、宿を出てすぐ、町の中心を歩いている時でした、、、
2匹の野良犬がぴったりと付いてきて離れなくなる!ど、どういうこと!?
そんな野良犬が2匹、付いてくる直前には他の犬たちを追ってバトルしていたし、早朝だから人は誰も歩いていないし、、、さりげなく歩くペースを落としてみても、先でちょこんと待っています!それも1匹の犬には耳のしるしが無い!
怖すぎて、ほんと早くどっか行ってくれ~。
山を登りだしてもまだついてくる2匹。完全にこっちのペースに合わせながら登っている、、、も、もしや案内してくれているの、、、?
ずっと気の無いそぶりで完全に無視していましたが、やっとどこかに行ってくれる!!いや~良かった、けど、、、
なんだったの!?
ひと安心したところで、目の前にカズベキ山が現れます。
確かに、天国、、、!!
結局、ゆっくり登ったので教会まで2時間かかりました。登山道は分かれ道もありましたが、どの道でもたどり着けそう。見晴らしがいいので雲がなければ迷わないと思います。
そして実は、教会まで舗装された道路も走っていて、町からタクシーを使えば10分で着ける、、、
まぁ、歩いた方が天国感は増すと思います!
標高2170mに建つ"天国に一番近い教会"。内部はずっしりとした重さを感じますが、外に出ると一瞬で心は開放される!雄大な大自然がつまり天国!
そして観光客がたくさんいる教会の敷地を歩いていたら、、、な、なんで!!?さっきまで一緒に登っていた野良犬2匹が悠々と寝ている!!
ま、まさかの再会!!
もしかして、毎日ここまで登って来ているの?!、、、ということは、本当はものすごい人懐っこい犬たちで、やっぱり道案内をしてくれていたのかもしれないです!
なんか無視していたのが急に申し訳なくなってくる。で、ごめんね、って話しかけてみましたが一切無視されました、、、
そりゃそうだ、、、
雄大な大自然を見上げながら、無視した罪を晴らします、、、
そんな感じで、のんびりと教会の周りを散策。
左奥に見えている山はたぶん10キロ先にあるロシア側。
しばらく散策をした後、また歩いて下山。
そして宿に戻ったのが12時ちょっと前。チェックアウトが12時までだったのでぎりぎり危なかった!こんなに時間がかかるとは思ってもいませんでした。
で、宿に着く直前から雨がポツポツと降り出し、その後しっかりと雨になる。早朝に出発しておいてよかった!
これでカズベキ観光は終わり。首都のトビリシに戻ります。
トビリシヘの帰り道、世界遺産があるムツヘタという町に寄りたかったので、ここもタクシー移動にしてみました、、、
ヒツジの大軍を横目で見ながら、2時間半ほどでムツヘタへ。
まずはムツヘタの対岸にある、丘の上に建つ世界遺産の教会。
2千年前は首都がおかれていたそうで、小さな町ですが素敵な町並み。
で、この町は相撲の栃ノ心の出身地。だからなのか、栃ノ心にそっくりな人がたくさんいる!みんな親戚かもしれないです!?
さっき行った丘の上の教会が、聖なる雰囲気を出しています。タクシードライバーも教会を見ながら十字を切っている。
ジョージアでよく見かけた、店頭に棒状の物体をたくさん吊るしたお店。これが伝統のお菓子で、見た目と違っておいしい!味は果物で、食感がグミよりねっちょりしていてクセになる感じ。
ジョージアは本当に料理のレベルが高いです。それも他にはない個性を持っている!大好物になったハチャプリ。チーズがたっぷり入って卵の乗った熱々のパン料理です。
こんな感じでムツヘタを観光した後は、大渋滞の道を通って首都のトビリシに戻りました。
ジョージアはこれで終わり。
次は最後の国アルメニアへ。
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