2007年11月17日

チベットの現状

バスまで時間があるので、かるくチベットの現状。

意外とチベットで会った日本人では、入域許可書を取っている人は
少なかったです。がんばれば許可書なしでもチベットに入れそうです。

で、だいたいの人が青藏鉄道を使ってチベットに入っていました。
バスだと検問が何カ所かあるので大変そうですが、
鉄道だとチケット売り場で買えるか買えないかだけです。
だから、買う時は紙に書いたりしないで、必要最低限の中国語で
中国人のふりをして買うそうです。
で、失敗しても市内にはたくさんの鉄道切符売り場があるので
何回か挑戦すれば買えるようです。

結局、私も入域許可書を取りましたが、一回も見せろとか
見せたりはありませんでした。(波密で捕まった時は見せましたが意味ありませんでした)
青藏鉄道の列車の中でも見せろとかありませんでした。

あとは、チベットのほとんどの民家に中国の国旗がはためいていました。
チベット自治区以外の民家で中国国旗がはためいているのなんて見たことありません。
自分の家に国旗なんて異常です。

今まではフリーチベットを願っていましたが、難しいことがわかりました。
チベットの生活のかなり奥深くまで中国は入り込んでいました。
今から独立となるとチベットの人も困るのではないかというくらい。
ダライラマ14世もそのことをわかっていて、それでどうするかということを
考えていたことがはっきりわかりました。
中国と妥協点を探そうとしているけど、現状は中国はダライラマとの
話し合いの場を持とうとはしていません。

そんな感じのチベットでした。









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