2011年1月10日

旅の思い出8

プーノからバスで9時間弱。

夕方にボリビアの首都ラパスに到着。


そして、そのまますぐに夜行バスで、ウユニ塩湖があるウユニの町へ。

10時間かけて朝に到着。




ウユニは、最近テレビでもたまに特集されているし、
なかなか魅力ある観光地。


だけど、いまだに日本からのパックツアーで
ウユニを訪れるツアーがほとんどありません。たぶん。



それが何でかわかりました。

ウユニには飛行場はありません。
だからみんなバスを使って向かいます。
なのに、ラパスからウユニの道路はほとんど舗装されていない。

インドの田舎並みの激しさで、バスが揺れていました。


さらに標高が高い乾燥した地。
バスが走ると砂がどんどん巻い上がり、
空気が薄いからたくさん呼吸したいのに、砂っぽいのが入ってきて呼吸しにくい。


ウユニに着いた時はかなりぐったり。。。



今の状況だと、まだまだ過酷過ぎて、ツアーは厳しいのかも。




ただ、同じバスに60代半ばの日本人ご夫婦が乗ってました。


定年してから夫婦でバックパッカーデビューして、
年に数回旅しているそうです。

自分達ですら結構しんどいのに、60代の人だと、とんでもなくしんどいはず。

なのに歳を越えて旅しているのには、ほんとに憧れます!




ウユニ塩湖への起点の町、ウユニは
標高3700mほどにある小さな町。





で、今回の旅の大きな目的地のひとつだった、ウユニ塩湖。

雨季に来たのに空は真っ青。
塩原に水が溜まっていない。。。


さらに、雨季まっただ中の1月に入ったのに、
まだ雨は降っていないそうです。
今年は世界中が異常気象。



でも、水のない世界も絶景。
ここは世界でいちばん平らな場所らしいです。





全く関係ないですが、
世界一標高の高い塩湖はここで、
世界一標高の低い塩湖はここだそう。



塩を採っている場所があって、そこには水が染み出していました。

唯一、ほんの少しだけ鏡の世界。
塩の山が水に反射しているのがわかるでしょうか?




こんな目印がひとつもない場所だけど、
ローカルバスがしっかり走っている。



ウユニ塩湖の真ん中にポツンとたたずむ塩のホテル。
ここで一泊しました。



このホテルは壁もテーブルも椅子もすべて塩でできています。
で、水道がないので、シャワーも浴びれず、
さらにトイレも流れないので破滅的。

電気も宿泊客が多いときだけらしく、
泊まった時は夜に明かりなし。


そんな快適さとは程遠いホテルだからか?、
ここに泊まるのは西洋人とかより日本人だけが多いそうです。


でも、快適さはなくても、外は360度真っ白な世界。

誰もいない、音もない、無の世界。

なかなか良い経験ができました。












ウユニ塩湖に浮かぶ島。
島にはものすごい数のサボテン。
不思議でおもしろい景色。




アフリカでしか見れないと思っていましたが、
ここにもフラミンゴがいる。







そして、標高が高くて、空気が乾燥して、町の明かりも無いおかげで、
星が地平線上からものすごいことになっていました。

プラネタリウムで見ている感じ!



*詳しくはホームページへ*
旅と音楽とちょっとのお金
http://metde.gozaru.jp/

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