2011年1月12日

旅の思い出9

ウユニの次はバスで6時間、
街並みが世界遺産の、ポトシという鉱山の街へ。



標高4070mの世界で2番目に標高が高い街。

街のどこからでも目立つ、現役の鉱山。

鉱山ツアーがありましたが、
フェニックスには乗りたくないのでやめときました。。。




ペルー・ボリビアではフォルクスワーゲンの
初代?のビートルがやたら走っていました。
色とりどりで、今見てもかっこいい。




あとは、日本の中古車もたくさん。

特にマイクロバスが多くて、
車体の横に"~幼稚園"とか"~旅館"と書いたバスが、
街中、たくさん走っていました。



ポトシの街並はほんとおしゃれ。
さらに、大きな街ではないので、
どこへでも徒歩でまわれます。

素朴なこういう街はほんと大好き!








そして、ポトシから夜行バスに乗って9時間。
首都のラパスに戻りました。


ボリビアで、夜行バスに乗るのは3度目。

だから、
完全に油断してました。

寒さ対策!



"地球の歩き方"にも夜行バスの冷え込みは厳しいと
忠告が書かれていたのに。


バスに乗り込むと、みんな厚手の毛布を持ってたり、
モコモコのダウンジャケット着てたり。

嫌な予感がしましたが、もう荷物は荷台に預けてしまい、
服とか寝袋が取りだせない。



で、予感通り。

夜中、山の中を走っていると、外からものすごい冷気が。
あまりの寒さで、寝たら死ぬかもと思いました!




そんな辛い一晩を乗り越え、何とか朝にラパスへ到着。

寒さで足がしびれてうまく歩けませんでした。
そして、あの時飲んだ熱いコーヒーはほんとおいしかった!




それから、2時間半後にふと思ったことですが。


体を刺すような日差しで、半袖でも暑いくらい。
30分も日に当っていたら、頭がぼーっとして熱射病になりそうな感じ。

さっきまではものすごい寒さだったのに、
今はものすごい暑さ。



たった2時間半しか経っていないのに、
太陽があると無いでは、気温がぜんぜん違います。

要は、山の天気と一緒なのですが、
短時間の間で気温差30度以上はあるのかも。


標高4000mの、乾燥した過酷な地。







前の日記でも書いていますが、
ラパスの街並みはほんとに興味深い。


クレーターみたいな地形に街が広がっています。

普通、世界共通で金持ちは高台に住みたがるものですが、
ここだけは逆で、クレーターの底に行くほど高級住宅街。


理由は、標高が高すぎるから。

標高4100mか標高3300m、どっちに住みたいかというと、
やっぱり少しでも標高が低い方が体は楽です。
標高が高いほど貧しい人が住んでいます。


だから、ラパスの夜景は上に広がって見えてとてもきれい。






最近旅する時は、何回か高級、中級ホテルに泊まるのを楽しんでいます。

旅を始めた頃はお金もなかったので安宿ばかり。
だからこそなのですが、高級ホテルの快適さ、豪華さがほんとによくわかる。


ラパスでも、街の眺めが抜群の、入り口にドアマンがいるホテルへ。


相棒が、映画の影響でチェ・ゲバラが好きになったらしく、
ボリビアは最後に射殺されて亡くなった場所。

そして、このホテルはチェ・ゲバラが滞在していたホテルらしいです。

相棒は"チェ・ゲバラが乗ったエレベーターだ"とかつぶやきながら、
ホテル中のあらゆる物の写真を撮っていました!


そんな良いホテルなのですが、
物価が安い国なので二人1泊でも5000円。

日本で考えると安い!
でも限られたお金で旅している最中は高い。





上空からのラパス。
クレーターの中のビルが立ち並んでいる辺りが、街の中心。




前の思い出でも書いた、ラパスの横に接する、
世界一標高が高い都市、エルアルト。
右の中央の辺りから奥がクレーター部分でラパス。






クレーターの1番底は"月の谷"と呼ばれる場所。
月面そっくりだからこの名前がついたそう。
以前訪れた中国の石林に似ていました。

そして、月の谷の周りは豪邸だらけ。




ラパスの街並みはさすが首都。
活気があふれ、それでいて民族衣装を着た人とかたくさんいて、
交じり合った感じがおもしろい。




*詳しくはホームページへ*
旅と音楽とちょっとのお金
http://metde.gozaru.jp/

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