2011年10月14日

旅の思い出3

町を一歩離れると一面に広がる綿畑。
ちょうど収穫の時期のようで、たくさんの人が手作業で摘み取っていました

当たり前のように身につけているコットン製品。
それがどうやって出来ているのか初めて知りました。




海外旅行をすると、こんな発見によく出会えます。

例えば、普段当たり前に食べている肉。
それをさばく場面なんて日本では見る事がありません。

社会が成熟すればするほど、ブラックボックスの部分が増えていく。
便利になる反面、失っているモノ、忘れていく事も多いのだと思います。

もし牛や鶏を自分でさばいていたら、
絶対無駄には出来ないし、感謝も忘れない。
最近市民農園をやっているので、農家への感謝も感じています。

これだけ複雑に依存しあっている社会だと、すべての人への感謝と思いやりを
忘れないようにしないと。



そんなことを思いながら、ブハラからタクシーで5時間。
世界遺産に登録されたサマルカンドという街に到着。


サマルカンドはシルクロードの中心地。
中央アジアやシルクロードと言ったら、まず初めにここの写真が
出てくるのだと思います。

有名。ではないと思いますが、私が唯一中央アジアの中で
知っていた風景がここ。



レギスタン広場という3つの大きな神学校が並んだ場所です。
ほんとは正面からの景色を見たかったのですが、
スタンドができていて正面に立てませんでした。。。



ちなみに建物の真横に塔がありますが、
暗くて狭くて急ならせん階段を登ると頂上に立つ事が出来ます。

立ち入り禁止なのですが、警官がこっそり寄って来て、
ワイロを払えば登らせてあげるよ。とつぶやいてきます。

事前の情報で警官は危険だとわかっています。
立ち入り禁止の場所に入った途端、裏切られる可能性もあるし。

でも上からの景色も見てみたい。
好奇心に負けてワイロを払って登ってみました。

ヒヤヒヤしましたが裏切られる事もなく、まぁまぁの絶景!
あとはブハラのアルク城という場所でも、ワイロを払って
立ち入り禁止の城の裏からの展望を見ることができました。
ワイロはどっちも800円弱だったと思います。



1枚1枚小さなタイルで作られた、とても細かいモザイク画。
近くで見ると複雑な模様に吸い込まれそう。


遺跡の青が、空の青によく映える。


内部は金のド派手で豪華な装飾。







ずっと同じような写真が続いていますが、シルクロードの遺跡もここが最後。

遺跡より自然の方が好きなので、だんだん飽きるかなと思いましたが、
全く飽きずに興味深く見る事が出来ました。

それだけすばらしい遺跡なのだと思います。

でもいつも思いますが、歴史を知っていたらもっと楽しめるはず。



で、どこの国、どこの街に行っても楽しみなのが市場。
人々の生活が垣間見れて、プラプラ歩いているだけでおもしろい!






ウズベキスタンで食べたナンは、
もちもちと粘りがあってほんとにおいしいかったです。
と思ったら、ガイドブックにも
ナンといえばサマルカンドが有名と書いてありました。




*詳しくはホームページへ*
旅と音楽とちょっとのお金
http://metde.gozaru.jp/

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