2011年10月16日

旅の思い出4

ウズベキスタン最後の思い出。


次の街へ移動するためバス停へ行くと、
ものすごい数の乗り合いタクシーの客引き。

すぐにたくさんの人に囲まれ、
あっちにこっちに腕や荷物を引っ張られる。。。

でも、こういう状況には慣れているので、
まずはちょっとした有名人気分を味わいます!


ほんとだったら値段を競わせて安く行けたりするのですが、
爆走にハラハラしながら乗るのもほんとに疲れたので、
あえて時間がかかってもバスに乗ることに。

そんなノロノロのボロボロのバスに乗ってのんびり5時間。
ウズベキスタンの首都タシケントへ。



タシケントはさすが大都会。
ロシアと似ていますが、とにかくでかいし広い!

道路もでかいし、建物もでかいし、広場もでかいし。
たいして観光していないのに、1日で2万2千歩も歩いていました。
はっきり言って無駄に広いです。。。



普段はめったに行かない博物館へ。
見てみたかった展示物。


ガンダーラ時代の仏像。
岩を繊細に彫っていて、動き出しそうなくらいの穏やかな表情。


ちょうど先週、初の京都に行ってきましたが、
京都にある国宝の仏像もあまりの繊細さに驚きました。

インドから始まった仏教。
たくさんの国でたくさんの仏像を見てきましたが、
東の端と西の端で完全な形に完成されていたのがわかりました。

でも、なんで中央アジアやアフガニスタンよりさらに西に
仏教は伝わらなかったんだろう。



タシケントで1番活気のあるらしい歩行者道り"ブロードウェイ"。
全然人居ません。。。
道、間違えたかと思った。



戒律がゆるい中央アジア。
唯一、このモスクでアザーン(礼拝の合図)が流れているのを聞けました。


今回、動画は全部奥さんにお任せ。
まだ慣れていないかもしれないけど、たくさん撮ってくれました。


モスクに居た謎の鳥。



モスクっぽいけどタシケントのメインの市場。
中はものすごい活気。



どこの国に行っても走っている日本車。
珍しくウズベキスタンではほとんど見かけませんでした
旧ソ連なので、ロシアの車が多い感じ。


でも、このあと訪れた韓国。
もっと日本車走っていませんでした。。。


面倒な滞在登録書。


ウズベキスタンはいまだに毎日の滞在登録が必要です。
ホテルが代わりにやってくれるのですが、
逆に言うと、滞在登録をしてくれるホテルにしか泊まれません。
だから、あんまり安い宿とかには泊まれない。

この紙が一日分でも欠けていると出国の時が大変。
と、ガイドブックには書いていましたが、
実際はテキトーな感じで、ぜんぜんチェックしていませんでした。







とにかく、なじみのないウズベキスタン。

ですが、シルクロードの遺跡が残っているし、日本からの直行便もあるし、
意外と日本人の個人旅行者に会いました。

で、定年退職したおじさまバックパッカーが多かったです。

理由を聞いたら納得。
80年代初めにNHKで"シルクロード"という番組が放送されました。
喜太郎の"シルクロード"がテーマ曲の番組。

おじさま達がまだ若い頃で、それを見て憧れたそうです。
ただ、今みたいに航空券が安くなくて行けなかった。

なので、定年退職して時間もできた今訪れているそうです。



ただ、日本人を見かけたのもここまで。

この先の、キルギス・カザフスタンでは全く見かけませんでした。
もしかしたら、居たのかもしれませんが、
どんどん人種が入り乱れていき顔の区別が全くつかなくなります。

旧ソ連だったのでロシア系を初め、西洋系、トルコ系、モンゴル系、朝鮮系、
それらが交じり合った感じの人もいっぱい。

顔は日本人なのに、金髪で目が青かったり。

街を歩いていても自分が外国人という違和感がありません。
"あの人知り合いにそっくり"みたいな場面がよくありました。


今までの感覚では、民族の違いが国の違いだったのに、
同じ国にここまでたくさんの人種が同居していると、
国の違いっていったいなんなんだろうと思ってしまいます。

さすがエキゾチックな中央アジア!

次は自然あふれるキルギスへ。



*詳しくはホームページへ*
旅と音楽とちょっとのお金
http://metde.gozaru.jp/

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