2012年6月12日

旅の思い出6

モロッコから飛行機で2時間ちょっと。

チュニジアの首都チュニスへ。


チュニジアは、
北アフリカにある、地中海とサハラ砂漠に囲まれた国。

アフリカと言っても、アフリカ系の黒人さんは全然居なくて、
イスラム教のアラブの国です。
ただ、イスラム教はかなりゆる~い感じ。


さらに、イタリアから船便があるほど近いので、
街並みもヨーロッパ風でおしゃれ。
アラブの雰囲気とヨーロッパの雰囲気が、
心地良く混じり合っていました。



こんな魅力あふれる国なので、
当然ヨーロッパからの観光客はたくさん。

でも、"アラブの春"の影響か、
日本人を含めアジア系の人は全然見かけませんでした。



現地の人が東アジア人を見ると、
だいたいどこの国に行っても、片言の日本語で挨拶してきます。
それで、日本人がよく来ている事がわかります。

でも、最近は"アニョハセヨ"と言われることも多くなってきました。
それだけ、韓国人の旅人が増えている。
でもまだまだ、"こんにちわ"って最初に言われる事の方が多いけど。


で、チュニジアはと言うと、かなり珍しい。
ほとんどの場所で"ニーハオ"と言われました。

今まで"ニーハオ"が多かったのは、イスラエルのエルサレムだけ。
エルサレムはキリスト教の聖地があるからわかるけど、
チュニジアって、意外と日本人観光客が少ないのか、
それとも中国人観光客がかなり多いのか?


まぁ、いずれは、どこの国に行っても
"ニーハオ"と言われる時代が来るのかもしれないけど。
ちょっと、先取りしてしまってさびしい気分。。。




で、早速、首都チュニスから20キロほど離れた場所にある、
チュニジア旅行メインのシディブサイドという町へ。


ヨーロッパにほとんど行ったことないので比べられませんが、
今まで旅してきた国のなかでは、だんとつの美しい町!

きっとギリシャにある島がこんな感じなのかな、
とも思いますが、とにかく夢の世界。




"地中海"。今まで言葉の響きしか知らなかったけど、
実物ってやっぱり言葉以上に魅力的。


ここは乾燥した、日差しが強烈な場所。
だから余計に白がまぶしすぎる。雪のまぶしさと同じ。


白と青の世界だけで充分なのに、
色とりどりの花が鮮やかさを加えてくれる。


幾何学模様のデザインが、町をより魅惑の世界へ。


小さな町全体がひとつの作品。
裏道だって絵になる景色。



たくさんの写真からブログ用に数枚写真を選別。

したかったのですが、
数枚なんて選びきれない、今見たって行きたくなる写真ばかり。
今回の更新、写真多すぎた!










宿は丘の1番上にある小さなホテル。
絶景の景色が広がります!

でも、宿のスタッフみんなフランス語しかしゃべれない。
英語が全く通じない。
まぁ、身振り手振りと笑顔があれば大丈夫だけど!













ヨーロッパからの観光客がたくさん。
でも、この町に泊まる人はそんなにいない感じ。




定期的に塗りなおしているそう。
面倒で大変な作業が、この美しさを保っている。


たまに違う色があると、余計に惹かれてしまう。
フェイントのうまい町。


影まで美しい。


シディブサイドは丘の上に広がる町。
だから、どこから見ても良い景色。


当然、モスクも青と白。


当然、駅も青と白。


夜も素敵な色を見せてくれる。





旅で撮った動画。






*詳しくはホームページへ*
旅と音楽とちょっとのお金
http://metde.gozaru.jp/

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