2016年7月14日

旅の思い出8

トゥルトゥクという村へ1泊2日の旅。
ヌブラ渓谷からの続きです。


ヌブラ渓谷から進むと砂丘が広がります。
白い砂漠のような不思議な景色。



砂丘は、登る時は地獄ですが下る時はおもしろい。
で、楽しいのは人間だけじゃないみたい。



砂漠の定番、ラクダに乗ってみました。
乗馬を始めたのもあり、こっそり操ってみて反応するたびにニヤニヤしてしまう。馬と操作方法は一緒かも。





砂丘をバギーで走るアクティビティーがあったので挑戦してみました。
意外とスピードが出て、急な砂丘もガンガン登り下りしてくれます。疾走感が気持ち良く、日本でも乗ってみたいかも。




こんな感じで寄り道しつつ、川沿いの1本道をトゥルトゥクに向かいます。













絶景の渓谷に本格的な軍専用の飛行場がありました。景色に全く似合わない戦闘機も飛んでいる。

ラダックより西に行くと、ニュースにもなるカシミール紛争の場所になります。インドとパキスタン、お互いが核兵器を持つほどの争いが、こんな平和な場所で起きている。。。
そんなわけで、パキスタンとの国境が近づくにつれ軍の基地やチェックポイントが増えてきます。施設の撮影は禁止。ただ、観光客に開放されている場所なので、国境近くでも緊張感はありません。





だんだん渓谷が細く深くなってくる。



ダイナミックな道が続きます。



鉄製の大きな橋があるのですが、床は木の板を並べただけ。緊急時はすぐに外して通行不能にできるのだと思います。橋の撮影も禁止。



どこも落石危険地帯。固そうな山肌を手で触っても、簡単にポロポロ崩れてきたり。



いつの間にか、仏教徒の村からイスラム教徒の村に変わっています。



かなり奥地に来ても道路はきれいに整備。国境への大事な道。






トゥルトゥクの村へ到着。
小さな村ですが、ここだけ緑と水があふれた別世界です。



インドのほぼ最北端の村の全景。インド最南端のカニャークマリにも行った事があるので、地図好きには魅力すぎる。



奥に見える雪山はパキスタンの山。その手前に停戦ライン。国境まで10キロですがほんとに近い。



住民全員イスラム教徒。
だから、みんな親切であたたかい人ばかり。心も安らぎます。



村にあるモスクからは大好きなアザーン(礼拝の合図)が流れる。






ちなみにレーでのアザーン。




今までの旅で大好きだった場所の1つが、パキスタンのフンザ。桃源郷、シャングリラのモデルになった場所と言われています。こんなところ
で、トゥルトゥクから渓谷沿いを300キロほど進むと、フンザにたどり着いてしまいます。そんなわけで、景色や雰囲気や暮らしている人々はそっくり。





メーヴェが飛んできてもおかしくないな。



村の1番はずれには小さなチベット仏教寺院。↓右上の崖。
中に入ると、ちゃんと祭壇に火が灯してあります。住民全員イスラム教徒なのになぜだろうと思ったら、学校の先生とかで村に来ている仏教徒はいるそうです。







トゥルトゥクの素朴な民宿で1泊して、また来た道をレーへと戻りました。



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