2018年6月11日

旅の思い出5

ナミビアの次は、ジンバブエのヴィクトリアフォールズという街にやってきました。
見どころはそのままですが、世界三大瀑布のヴィクトリアの滝。


遠くからでも、滝の水しぶきが見えます。




滝というと、山の上から地面に落ちるものを想像しますが、ここは地面から地下に落ちるイメージです。小さな穴に水が勢いよく落ちるので、行き場のない水しぶきは真上に吹き上がります。


で、訪れたのは雨期終わりで水量が1年で1番多い時期。だから、迫力ある景色が見れると思いきや、逆に水しぶきが多すぎてあまり見えませんでした。。。

完全な乾期になると、今度は水量が10分の1になってしまい全く迫力がないそうです。ベストの時期が難しい。






迫力がすごすぎる。以前行ったイグアスの滝よりすごいかも。音も全身に響いてきます。



滝はすぐ目の前ですが、白い壁しか見えない。そして大量の水しぶきが雨のように降っています。正直、カメラを出すのも大変なくらい。



唯一見れた滝の底。



何度かテレビで見たのですが、滝が落ちるギリギリの所に天然のプールができています。今回行きたかったけど、水の少ない乾期にしか行けないそうです。



そこら中がミストシャワーで、そこら中に虹が出てる。時々2重になったり。レインコートを着ても、帰る頃にはぐっしょりです。



ジンバブエとザンビアの国境の橋。



人生初のヘリコプターに乗ってみました。


シンプルな操縦桿。でも、難しそう。






結局、上から見ても水しぶきであんまり見えない。



クネクネは元滝があった場所です。崩落が起きる度に、滝の場所が1つずつ左側に移動してきたそうです。いずれは今の滝もなくなり、左側に新たな滝ができるそう。数万年単位の話ですが。





さすがアフリカ!
町に近いのに、野生のキリンがあちこちいました。



もちろん、町なかにもいろいろいます。


のんびりしたヴィクトリアフォールズの町。






で、ジンバブエはハイパーインフレで有名になった国。


植民地時代に白人に盗られた土地を、黒人に無償で返せという法律をつくりました。そうしたら、白人は国外に逃げだし、白人経営者の農業技術もすべて失われました。畑は手にしたけど生産能力が極端に落ちてしまう。

さらに、外資系企業が逃げ出すような法律も作る。


そんなわけで食料や物資がどんどん不足し物価が上がり、その対処で大量のお金を印刷。悪循環で爆発的にインフレが進んだみたいです。


今では定番のお土産になっているお札。10兆ジンバブエドル。



現在はジンバブエのお金は無くなり、米ドルが流通して経済も落ち着いているようです。
たった一人の大統領の決定で、ここまで経済が悪くなる。住んでいる国民にとったら悲劇だと思います。


次はザンビアへ。



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