2023年10月28日

1日目 リヤド (2023年10月4日)


深夜1時発の飛行機で羽田を出発。
まずは11時間半かけてカタールのドーハに向かいます。

で、マイルを使って行きだけビジネスクラスにしてみました!!


カタール航空のQスイートという座席は世界一豪華なビジネスと言われるそう。路線によってはファーストクラスの設定になっています。
















外側に扉がついていて閉めると個室。寝るときは部屋着をくれたりマットを引いてくれたり。そして、真ん中の仕切りを外すと隣の奥さんとダブルベッド。すごいっ!


そんな感じで快適にカタールへと到着。

飛行機を乗り継ぎ、1時間ちょっとでサウジアラビアの首都リヤドに到着しました。羽田からは15時間の道のり。



リヤドは砂漠に囲まれた巨大な街です。
リヤドと言っても通じにくく、リヤーと発音した方が近いっぽい。
















帰りに撮った写真。黒い部分は荒涼の大地。
















まずは空港からの移動。タクシーカウンターとかあるのですが、その値段よりウーバーの方がだいぶ安かったです。というわけで、呼んだら5分で来てくれました。空港の外には、ちゃんと配車アプリ用の待ち合わせエリアがあって、ウーバーの看板も立っています。


で、リヤドのその後の移動もウーバーが便利すぎました。どこに居ても、深夜でも早朝でも、呼べば数分で来てくれます。値段も乗る前からわかるし、支払いもアプリで勝手にしてくれるし安心。


ちなみに今年末か来年初めに、リヤド初の地下鉄が開業するそうです。一気に6路線80の駅ができて、空港や観光地にも駅ができるよう。ウーバーでも充分便利ですが、夕方の渋滞がかなりひどかったので、地下鉄のメリットありそうです。



で、まず最初に訪れたのは世界遺産のディルイーヤ。数百年前にサウジアラビアの最初の都が置かれた場所。ずっと修復工事をしていて、最近やっと入れるようになったみたいです!

















遺跡への入口は、2022年12月にオープンしたBujairi Terrace(ブジャイリ・テラス)という、おしゃれなレストランが集まるエリアからになります。



















ベンチですらオシャレすぎる。
















チケット売り場は特になく、事前にWEB購入しておいたQRコードをブジャイリ・テラスの入口で見せる感じです。事前に買わなくてもスタッフがたくさんいて、親切にスマホからの購入方法を教えてくれました。ただログインIDをわざわざ作らないといけない。。。


入場料は夕方の17時までは無料です。昼は暑すぎるんで。。。

夕方からは50リヤル(約2千円)ですが、その金額をそのままレストランやカフェのお会計に使えるそう。入場無料でもWEBで無料チケットの購入操作が必要でした。


そんなわけで、昼の誰もいない遺跡を観光。たぶん40度近かったと思います。ただ湿度がないので日陰はまだ楽。
















あちこちに水のペットボトルが置いてあり無料でもらえます。
ほんと助かる~。

さらに広い遺跡内には屋内型の展示エリアが数か所あり、ちょうどいいペースで冷房の部屋に避難できます。


↓水は好きなだけ持参OK。観光客いないのに(暇そうな)スタッフはたくさんいて、観光に力をいれているのがわかります。
















おしゃれに修復されていてテーマパークっぽい感じ。世界遺産の遺跡ってこんなにいじくり回していいんだっけ。。。?















外国人は誰もいなくて、地元の観光客が2組だけ。と思っていたら中国人の団体ツアー客がいた!辺境を旅していると同じ東洋人に安心する!

















ランプに明かりが灯る時間はきれいかもな。
















それぞれにテーマを持った展示スペース。

















おしゃれなカフェで休憩。
屋外だけど、頭上から霧が吹きだしていて涼しいです。

















そして、ディルイーヤの次はAl Faisaliah Center(アルファイサリア・センター)へ。

てっぺんに大きなボールの乗った個性的なビルです。入って左にある、セキュリティーチェックがあるエレベーターから展望台へ。















街でひときわ目立つのが、栓抜きみたいなビル。
このあと夜に1番上の横線まで登る。

















夕方になると車がかなり渋滞して、イメージ通りに観光が進まなくなります。

サウジアラビア全般ですが、涼しい夕方から街が動き出して夜遅くまで活気が続く感じです。観光地は夕方に営業が終わる場所、夕方から営業が始まる場所、長い昼休憩をはさむ場所、いろんなパターンがある感じ。

街も広いので、効率よく見て周るのがなかなか難しいです。


日中に来たかったマスマク城。
中は博物館みたいになっています。















マスマク城の周辺にはスーク(市場)が広がっています。

お香の店が集まるスークなんかもあり、香木が無造作に積み上がっている。で、中東を旅して大好きになった乳香の香りも漂っています。日本でも買えるので、今では家で焚くのが好き!
















中東で人気の東洋紡の生地。男性用の民族衣装になります。
















栓抜きみたいなビル、キングダムセンターへ。
展望台への入口はショッピングモール2階の中央にあります。

途中でエレベーターを乗り継ぐのですが、そこにお祈りのマークのある部屋がありました。後でわかったのですが、そこに世界最高所のモスクがあったようです。見逃した。。。
















栓抜きの一番上にある横線部分。















スタッフにここでも言われ、ディルイーヤの遺跡でも言われたのですが、一眼レフで写真を撮っていたら、「スマホで撮るのはいいけど、カメラで撮るのはダメ」とのこと。

何でだろう?2回も謎ですが、もし言われたらやめればいい位のレベルだと思います。



こんな感じで夜になり、サウジアラビア最初の夕食をどうするか悩みだす。

で、タクシー運転手がすごい薦めていたし、確かにおしゃれだなと思ったので、今日最初に訪れたディルイーヤ遺跡のブジャイリ・テラスで食べる事に決めました。まさか戻ってくるとは。。。
















20軒ほどのレストランやカフェが並んでいて、ミシュランの星を取ったレストランも数軒あるそう。フランス料理、タイ料理、中華料理、、、いろいろあるのですが、サウジ料理の店へ。

予算的には高級レストランに近い感じでした。飲み物も合わせると1人1万前後すると思います。

お酒は全く飲めない国ですが、モクテルというノンアルコールのカクテルなんかも充実しています。高いけど店の雰囲気はおしゃれだし、手の込んだ料理が本当においしい。お金がある国なのでいいシェフ呼んだのかな?

と思って調べてみたら、サウジ政府が現在7兆ドルもかけて6つのギガプロジェクトを進行しているそう。そのうちの1つが、このディルイーヤの開発。ブジャイリ・テラスのレストランも相当力を入れている感じです。そりゃ、豪華でおいしいはずだ!
















昼は人が全然いなかったのに、夜は地元の人がたくさん。どのレストランもにぎわっています。ただ、世界遺産があるくせにレストランばかりでお土産屋は全くない。。。















回転木馬じゃなくて、回転するラクダ。
















せっかく来たので、夜のディルイーヤ遺跡も見てみることに。















夜の灯りはきれいだろうなと思っていましたが、意外と普通?















昼は暑すぎて、休憩しながら3時間かけた道のり。夜は涼しくてサクッと15分。

結局、夜中の0時近くまでウロウロしていましたが、人はたくさんいるし治安の不安も全くないし。
















こんな感じのリヤドでした。

サウジアラビアは旅の情報が少なく不安だったので、いつもより事細かく書いてみました。でも長いか。。。


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