2025年10月19日

5日目 トビリシ、カズベキ (ジョージア)

 
朝からジョージアの首都トビリシをぷらぷら観光します。そして観光が終わったら今回の旅の一番の目的地、カズベキという町に行く予定。


街ですごい目立っている、巨大すぎる教会。















ちょうど日曜日だったので、老若男女たくさんの人が熱心に祈っています。

















ロープウェーが丘の上まで行っているので乗ってみました。















ロープウェーから眺めると、この街の坂の多さがよくわかる。街の真ん中を流れる川が一番低い場所で、両側の斜面に建物が広がっている感じです。




上からは街を一望!
アゼルバイジャンでよく見かけた、奇をてらった系の建物がここにもある!流行っているのかな?















丘の上には見どころの要塞があるのですが、長期工事中で入れず、、、















要塞の近くには、剣とワインの器を持った巨大な女性像が街を見おろしています。
















旧市街に戻って、ジブリ風の時計塔。



観光客向けで値段が高いレストラン街。でも雰囲気はすごい良いです。



























表通りはおしゃれな感じ。















裏通りはボロボロな感じ。でも治安が悪いわけではなく、みんな普通に生活しています。


















こんな感じでトビリシの観光は終わり。昼過ぎからカズベキに向かいます。


カズベキはコーカサス山脈の奥地にあって片道3時間ほど。日帰りツアーもたくさんあるし、バスもたくさん出ています。

ジョージアでメインの観光地なので、今回は1泊2日で行くことにしました。そしてカズベキへの道中にも見どころがあって、バスだと通過してしまうのでタクシーで行くことにしました!


まずはカズベキ行きのバスがいる、ディドゥベ・バスターミナルへ。




バスターミナルのまわりには長距離を狙う白タクがたくさんいるので交渉。高いけど1万円ちょっとで、観光地2か所に寄ってカズベキに行ってくれるそう。ちなみにバスで行けば数百円、、、

今回の旅はなんだかタクシーだらけ、、、
日程キツキツだし、陸路にして飛行機代かからないし、まぁいいか、、、



そしてトビリシを出発。しばらくすると渓谷の川沿いの道を走りだします。"ジョージア軍用道路"と呼ばれる道で、コーカサス山脈を縦断してロシアまでつながっています。


最初の観光地は、ダム湖の湖畔にたたずむアナヌリ教会。
















17世紀に建てられた教会ですが、要塞でもあったそう。
















さらに軍用道路を進んでいくと、だんだん木々も少なくなりダイナミックな景色になってきます。

















で、次の観光地。景色のいい場所に建っている"ロシア・ジョージア友好モニュメント"。















ただ、1983年に建てられたそうですが、今は友好とは程遠い、、、

2008年にこの場所からわずか数キロ先にある、ジョージアの南オセチア州にロシア軍が軍事介入してきました。そして南オセチア州が独立国家の宣言、すぐにロシアは国家として承認。そして今現在、ロシア軍が駐留しているのですが、住民投票でロシアに編入されようとしています。ウクライナとやっていること全く同じです、、、



そんな友好モニュメントですが、まわりはいい景色!旅している9月初旬にまさか雪山を見るとは思ってもいませんでした。

















トビリシは30度くらいの気温だったのに、わずか2時間ほどで10度前後の世界です。寒すぎる、、、

















さらに奥地へ進むと、どんどん雪山が増えてきます。




そしてカズベキに到着。
標高5047mのカズベキ山のふもとにある町。ここから10キロ進むともうロシアとの国境です。



野良牛と野良犬が多い、、、















小さな町ですが、ホテルやレストランはたくさんあります。





そしてこの町が有名なのは、"天国に一番近い教会"があるから!
山の上でその教会が穏やかにたたずんでいます!















夜になるとライトアップ!さらに神々しい!

















こんな感じでカズベキに1泊。翌日は教会まで山登り!




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2025年10月15日

4日目 シグナギ、トビリシ (ジョージア)

 
シェキを出発して次の国ジョージアへと向かいます。


国境の町へはバスが1日数本出ているのですが、今回は急ぎ足なのでタクシーを使うことにしました。お隣の中央アジアを旅した時もそうでしたが、ここも白タクがたくさんいます。値段は2時間の移動距離で6千円しないくらい。



1200キロを一直線にのびる、ヨーロッパ最高峰も含まれるコーカサス山脈。その山脈に沿って走ります。















この巨大山脈の向こう側はロシア。天然の壁のおかげで、今回旅した3カ国はロシアから独立できたのかも。反対側にも北コーカサスと呼ばれる7カ国があるのですが、そっちはロシアから独立できませんでした。独立戦争をしたチェチェン共和国とか、、、


ヒツジや牛がマイペースに歩く道。




そして、のんびりした国境に到着。
500mほどゆるい上り坂を歩くのですが、スーツーケースの人を気持ちよく追い抜かしていきます、、、















国境の小さな川。



あっちがジョージア、こっちがアゼルバイジャン。さようなら。















ジョージア側に入ると両替所とATMが1か所ずつあるので現金を入手。コーカサス3か国はそれぞれ独自の通貨があって、クレジットは使えるけど現金が必要なことも多かったです。


で、国境ですれ違うのはツアー客ばかり。個人旅行者がいないせいか、国境の建物を出たらタクシーがぜんぜんいない、、、焦りながらしばらく歩くとタクシーが数台停まった場所がありました!よかった、、、




一応、ミニバスも国境の最寄りの町から出ているみたいですが、町までは5キロ離れています。

そんな感じで、タクシーに乗り1時間弱。シグナギという観光地であり交通の拠点でもある町に到着。

着いた瞬間にテンション上がる、素敵すぎる町!





山の上にある小さな町ですが、市庁舎も置かれたカヘティ地方の中心地。



で、このカヘティ地方は世界的に有名らしく、理由はワインの発祥地だから!




日本でも有名になりつつあるらしいのですが、赤ワインでも白ワインでもないオレンジ色をしたアンバーワイン(オレンジワイン)。白ブドウを使って赤ワインのように作るワインで、巨大な土器を使って作るらしいです。8千年の歴史があるワイン最古の作り方!

味は、初めての感じの味です。白ワインの甘さと赤ワインの渋みが両方とも中に居る感じで、スパイスっぽい感じもします。とにかく飲みやすくておいしい!


ほろ酔いのいい気分になりながら、町をプラプラ。





時間があれば泊まりたかったのですが、今回は立ち寄っただけ。なので、バックパックを背負ったままの観光です、、、しんどすぎる、、、








































シグナギを観光した後は、ジョージアの首都トビリシに向かいます。バスが1日数本あるのですが、ここもタクシーにしてみました。

ぶどう畑を走ります。
















2時間ほどでトビリシに到着。
首都ですが古い街並みが残り、アジアっぽさとヨーロッパぽさ、どっちも感じる街です。















街に到着した夕方からちょっとだけ観光。

















橋がおしゃれ。

















旧市街にはおしゃれなレストランがたくさん並びます。外でピアノを演奏していたり。



















プラプラ歩いていると、懐かしい匂いがただよってくる!温泉の硫黄の匂い!日本と同じで、湯船に浸かるし公衆浴場もあるし温泉街です。















こんな感じのトビリシ、観光客が多くて夜遅くまでにぎやかでした。



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